3ステップで完成!ぐるまぜパンって、どんなパン?
パン作りには、パンを焼く前に生地をこねたり、一晩おいて発酵させたりという手間がかかるため、作るのが大変そうな印象がありますよね。「ぐるまぜパン」は、そんなややこしい工程を一切無しで作れるパンのこと。
生地をぐるっとまぜる、トレーにのせる、焼く、というたったの3ステップで完成する「ぐるまぜパン」。使う材料も、おうちにあるものやスーパーなどで簡単に手に入るものだけ。さらに、調理にかけられる時間やそのときの気分に合わせて、トースターまたはオーブン、好きな調理器具を選べて便利なんです!
基本のぐるまぜパン「クイックブレッド」の作り方
ぐるまぜパンの基本となる「クイックブレッド」は、イーストを使わずベーキングパウダーでふくらませるシンプルなパン。初めてでも失敗が少なく、挑戦しやすいレシピです。
ボウルに材料を入れて、ゴムベラでサクサクと混ぜていき、
トレーに山型になるようにこんもりとのせて粉を振り、十字に切れ目を入れます。
予熱したトースターで15分、オーブンを使う場合は20分焼いたら完成!
焦げそうな時は、上からアルミホイルをかぶせること。自分で焼いたパンの美味しさは格別ですよ!
ぐるまぜパン応用編で、バリエーションが広がる!
ぐるまぜパンは、クイックブレッドのほかに2種類あります。味わいや食感が違うので、マスターしておくといろんな場面で活躍してくれますよ♪
「黄金色の卵パン」は卵とバターを使った、ブリオッシュ風のリッチなパン。時間が経ってもしっとり美味しく、ほんのりと甘い風味はおやつにもぴったり!
「フォカッチャ」は生地をトースターのトレーに広げて焼く、プレーンな味わいのパン。オリーブ油の風味と塩の旨味をじっくり味わうも良し、パスタに合わせるも良し、と幅広く楽しめます。
ぐるまぜパンをアレンジして、さらに美味しく
今回ご紹介したレシピは、料理研究家・ヤミーさんのレシピ本「ぐるまぜパン ― ぐるっとまぜて、どかんと焼くだけ!」(1,080円/主婦の友社)に掲載されているもの。基本のレシピに加えて、生地の味、形、大きさを変えて作るアレンジレシピも紹介されていますよ。
焼いたパンをサンドイッチにしたり、タパスにしたり、フレンチトーストにしたりと、楽しみ方もいろいろ! 基本をマスターしたら、オリジナルの「ぐるまぜパン」にチャレンジしてみては?
※写真、テキストは『ぐるまぜパン ― ぐるっとまぜて、どかんと焼くだけ!』(主婦の友社)¥1,080(税込)より抜粋