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    • 公開日2019/12/19
    • 更新日2019/12/19
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    和包丁と洋包丁の違いって?Nadiaの料理家におすすめ包丁を聞いてみた!

    包丁は何を基準に選べばいい? デザインも素材も値段もさまざまな包丁。初心者でも失敗しない包丁の選び方とおすすめ5選を、人気料理家・高橋善郎さんに教えていただきました。基本的な包丁の種類と持ち方を知れば、包丁選びもスムーズにいくはず!

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    和包丁と洋包丁の違いって?Nadiaの料理家におすすめ包丁を聞いてみた!

     

    包丁は大きく分けて2タイプ。「和包丁」と「洋包丁」

    料理をするからにはこだわりたい包丁。用途に合わせて使い分けられると、手際よく作業ができ、料理の腕もグンとアップします。

    しかし包丁と一言でいってもさまざまなタイプがあります。まず覚えたいのは、大きく分けて2つのタイプがあること。

    ◆「和包丁」
    代表的なものは出刃包丁、柳刃包丁など。基本的には魚の身を余さず削げるように片刃の構造となっています。魚全般や野菜を切るのにもむいている包丁が多いです。

    ◆「洋包丁」
    代表的なものは牛刀、ペティナイフなど。基本は両刃の構造で、刃渡りの幅が小さいものから大きいものまでさまざま。一般家庭ではサイズ違いのものを揃えておくと便利です。

    ただ、「和包丁」「洋包丁」の2種だけで包丁を区別できるかというと、そういうわけでもありません。和牛刀や洋出刃と呼ばれる包丁もあったりと、簡単に種類分けはできず、切れ味やデザイン性の好みもあるので知れば知るほど奥深いのが包丁です。

     

    包丁を選ぶときのポイント&持ち方

    包丁は、主に使用する食材によって使い分けますが、そう言われてもどんな包丁を選べばいいのか悩みますよね。

    実際にどれだけの頻度で料理するかによっても変わってきますし、デザイン性や強度にかかわる刃の素材、価格や重さなど包丁を見る要素はかなり多角的。迷うのも当然です。焦らずに自分に合った包丁をじっくり選びましょう。

    そして、この1本! と決まればあとは楽しむだけです。

    いざ使いたい包丁が決まったら、肝心なのは使い方(持ち方)。基本的な包丁の持ち方を知っておくと、選ぶときにも参考になるのでご紹介します。

     

    基本的な包丁の持ち方

    包丁は製品によって重さのバランスが異なります。刃に近い部分に重みがあるものもあれば、柄の末端部分に重さをのせている場合も。

    試しに2本の包丁で重心を見てみましょう。

    包丁によって重心が違うのが分かるでしょうか。

    重さのバランスが違えど必ず重心があるので、そこを基点にしっかりと持って食材を切るというのが自然、かつ疲れにくい包丁の持ち方になります。

     

    料理家おすすめ!持っておくと便利な包丁5点

    今回はタイプ別に5点の包丁をご紹介します。どれも実際に使ってみての感想なので、参考になれば嬉しいです。

     

    サイズ感がちょうどよくて扱いやすい:Henckels ヘンケルス ミラノα 三徳包丁(中)

    三徳包丁とは、肉や魚、野菜など、多くの素材に対応できる「万能包丁」です。こちらの包丁は、切れ味が鋭いのに軽くて耐久性に長けているのが特徴。料理が慣れていない方はもちろん、上級者でも満足のいく切れ味が体感できます。

    刃渡りが16㎝というサイズは女性でも扱いやすいサイズ。大きすぎず小さすぎず、これ1本あれば家庭でもかなり重宝すると思います。

    ●Henckels ヘンケルス 「 ミラノα 三徳包丁 160mm 」 ステンレス 食洗機対応 日本製 19758-461
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    食材にもストレスを与えない切れ味:Zwilling ツヴィリング  ツインセルマックス M66 シェフナイフ 200mm

    こちらは刃渡りが20㎝と長いことで、より料理が快適にできる1本です。

    使っている本人がストレスなく使用できる、それはすなわち、食材にもストレスをかけずに調理できるということ。結果的に料理がワンランク上のものに仕上がりやすくなります。

    この長さならかたまり肉なども切りやすく、ほかの包丁との違いも特に感じられると思います。

    ●Zwilling ツヴィリング 「ツインセルマックス M66 シェフナイフ 200mm」 牛刀 洋包丁 多層鋼 日本製 30861-200
    ※写真のものは限定品となり、現在販売しておりません。同じ型の商品はリンク先をご参照ください。
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    初心者向けにちょうどいい出刃包丁:藤次郎 白紙鋼 小出刃 120mm

    出刃包丁は魚をさばくための包丁。自分でさばけると丸魚から刺身を作ったり、あらを料理に活用したりと、かなりお得に魚を調理できます。

    実際に家庭で使用するならそんなに大きな出刃包丁は必要ないと思います。こちらは刃渡り12㎝の小出刃ですが、この1本があれば十分対応できます。

    コンパクトながら適度な重さも感じられるため、気持ちよく使えます。柄は木ならではのフィット感。使っていて手にしっくりくる感じは安心感にもつながります。

    ●藤次郎 白紙鋼 樹脂桂柄 小出刃 120mm F-900
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    魚を思い切りさばきたいならぜひ欲しい1本:藤次郎 プロ DPコバルト合金鋼2層複合 出刃 165mm F-636

    小出刃はあるけどやや物足りない…と感じているなら、刃渡り16.5㎝のこちらの出刃包丁がおすすめです。

    これなら小魚から大きい魚までまかなえます。小出刃包丁ほど小回りは利かないものの、重量感があるので小出刃ではおろしづらい魚や食材を思い切り調理できる1本です。

    ステンレス一体型なので手入れのしやすさはピカイチ。柄が木のタイプよりやや持ったときのフィット感は劣りますが、十分使いやすいと感じました。

    ●藤次郎 プロ DPコバルト合金鋼2層複合 出刃 165mm F-636
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    手にフィットして扱いやすい!軽量で切れ味よし:グローバル イスト (GLOBAL-IST) 皮むき 8㎝

    「料理をより美味しくきれいに!」と考えている方におすすめしたい包丁です。小さいからこそ、持ったときの柄のフィット感、刃までの一体感はさすが。思い通りに包丁を扱える充実感は、グローバルを有する吉田金属工業ならではの仕様だと感じました。

    野菜や果物、小さな肉などを切るにはこれで十分。普段のちょっとした料理は、これさえあれば楽しめます。また細かい作業もできるので、料理の完成度を上げたい方には絶対に欠かせない1本です。

    ●グローバル イスト (GLOBAL-IST) 皮むき 包丁 刃渡り8㎝ 国内専用モデル エクストラエッジ 日本製 ステンレス鋼 IST-03
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    自分のライフスタイルに合った包丁があると料理が楽しくなる

    包丁は種類もデザインの幅も、そして価格帯も広いです。

    料理を始めたばかりの方が鋼作りの高価格帯の包丁を買っても、研がなければすぐに切れなくなってしまい宝の持ち腐れになることもしばしば。逆に購入しやすい価格帯の包丁でも、定期的に研ぐ習慣があれば何年、何十年と使えるのが包丁です。

    なので、どれだけの頻度で料理するのか、包丁の手入れがマメにできるのかなどご自身のライフスタイルに合った包丁を選ぶのが一番正しい選び方だと思います。

    無理なく気持ちよく料理することは心の健康にもつながりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

     

    今回お話を伺ったNadia Artist

    料理家 / トライアスリート
    トライアスロン エイジグループ日本代表 高橋善郎
    https://oceans-nadia.com/user/11937

    ●そのほかキッチンツールに関するコラムはこちら
    『Nadia Artistのおすすめキッチンツール』

    編集協力:アマゾンジャパン合同会社

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