あおさの香りがとっても良い、低カロリーのさっぱり味でも、味わい深いフォーです。 手間なく、ジューシーに仕上がるささみの茹で方もポイント。ささみの旨みが出た茹で汁もきちんと利用しています。
ささみの筋は、茹でてから取る方が楽て時短です。 予熱調理でしっとりジューシーに出来ます。 ささみの旨みとあおさの香りを生かすため、薄味に仕上げています。 通常のフォーではレモンで付ける酸味を、あおさに良く合う梅干しでつけています。
お鍋にAの水と昆布を入れて沸騰させる。ささみを加え(筋は取らずそのままで良い)、再沸騰したらすぐに火を止め、ふたをして8分そのままおく。 8分経ったらささみと昆布を取り出し、ささみは筋を取りながらほぐす。
1と同時に、フォーを茹でるお湯を沸かし、袋の表示通りに茹で、ざるにあけて水気を切っておく。
1のささみの茹で汁を再び火にかけて、Bで調味する。 沸騰したらあくを取り、もやしと、2cm長さに切った小松菜を加えてさっと煮る。 2のフォーも加えひと煮立ちさせる。
器2つに盛り付け、1のほぐしたささみ、あおさと梅肉を半量ずつ添える。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。