地元在住ならではのディープな福岡&佐賀情報を紹介!
こんにちは。福岡在住の料理家・お料理YouTuberのSHIMAです。
就職を機にこちらに来て、そのまま福岡で永久就職(笑)気がつけば人生の半分以上をここ福岡で過ごしています。
住めば都どころか、今ではもう離れたくないほど大好きな土地になった福岡。食、文化、人、虜になる魅力が満載です!
そんな福岡の魅力をたっぷりお伝えするべく、観光客が知らないディープな福岡スポットを紹介します!ちょっと足を伸ばすと、お隣の佐賀県にもすぐ行けるので、合わせて佐賀のおすすめスポットもピックアップしました!
福岡っ子が楽しみにしている「博多ファーマーズマーケット」
たくさんの新鮮で美味しい食材が集まる九州の玄関口、博多。博多駅前では年に数回「博多ファーマーズマーケット」が開催されます!
九州の生産者による「新鮮で」「美味しい」「笑顔」のマーケット。年に数回、2日間や3日間連続で開催され、毎回40店舗程のお店が並びます。新鮮な野菜からお肉や地酒、パンやジャムなどのお店が集まる食の一大イベントです。
私もお買い物にももちろん行きますし、食事も楽しめるので家族や友達同士など、地元の人たちも毎回楽しみにしています。
スーパーなどではなかなか見かけない珍しい野菜や、知らなかった調味料などと出会えるのも、お料理が大好きな人にはたまらないポイントです。
九州の魅力が詰まった商品がいっぱい
この博多ファーマーズマーケットで、先日、宮崎県の「みやざきブランドアンバサダー」として出店も経験させていただきました。その際、宮崎の選りすぐりの美味しい物を準備しました。
その他、九州の美味しいお肉や野菜を使った郷土料理もいろいろ楽しめます。
九州のイチオシがたくさん集まっているので、ここにくれば九州中の食材、調味料が手に入ります!お土産にもおすすめですよ。
開催時期をチェックして、大きなバッグを忘れずに!
お買い物をするなら、大きめのリュックやお買い物バッグ、保冷ができるバッグなどを用意することをおすすめします。毎回気になる食材が見つかり、季節の野菜なども豊富に揃うので、私もいつも抱えきれないくらいの食材を持って帰る事になります(笑)。
博多野菜を使った美味しいレシピ
これからは夏野菜が美味しい季節ですね。福岡は、もともと日本でも有数のなすの産地。「博多なす」は、すらりと長いボディと濃い紫紺色が特徴で、あくが少なく、まろやかな口あたり。和中洋を問わず、どんな料理にもよく合うと評判なんですよ。
ぜひこの時期福岡に行ったら、ファーマーズマーケットでなすを選んでください!
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10697/recipe/170799
穴場の薫製調味料専門店「THE SMOKE WORKS」
こちらは福岡にある超ディープな薫製調味料屋さん「THE SMOKE WORKS」。この春、宮崎から福岡市に移転してきました。
薫製したお醤油やオリーブオイル、岩塩にミックススパイスなどが揃うこちらのお店。仕上げにちょっとかけたり、食材と混ぜたりで、あっという間に1品、2品と作れる、とっても便利な調味料が手に入ります。
お家で薫製をするには道具も必要ですし、匂いも強いのでちょっとためらってしまいますよね。でも、この調味料があれば簡単に薫製風味の料理が完成します。
こちらのお店は夫婦で手作りされたそう!アメリカンテイストな店内は調味料店というよりは、まるでかわいい雑貨屋さん。店内は、ぜひリアルを見ていただきたいので、ここでは写真は載せません(笑)。外観だけ紹介しますね。
外観も、まるで外国のような雰囲気。インスタ映えするこの壁の前で、旅の思い出の写真撮影もおすすめです。
■THE SMOKE WORKS
福岡市早良区原6-29-26
http://www.smoke-works.com/
燻製調味料を使ったおすすめレシピ
茹で時間を加えてもたった8分で旨味あるカルボナーラの完成!濃厚でスモーキーなお醤油と卵黄と粉チーズの組み合わせです。
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10697/recipe/175153
チーズフォンデュが有名!?イタリアンの「オステリア オルト」
THE SMOKE WORKSの1軒先に、とっても美味しいイタリアンのお店があります。お店の名前は「オステリア オルト」。
おすすめメニューはここでしか見た事のない不思議なチーズフォンデュです。イタリアンでチーズフォンデュ?中はどうなってるの??というメニューです!
■オステリア オルト
福岡県福岡市早良区原6-29-29 ガーデン原103
人情あふれる博多を感じるディナースポット「リバーサイドコマツ」
ガイドブックに掲載されている人気店もいいですが、地元の人が日常的に行くお店を知りたくないですか?
博多っ子はとても愉快でフレンドリーな方も多いので、気がつけば隣りの席の人と盛り上がっていたりするなんて事がよくあります。地元のお客さんがたくさん集まるところは旅情報の収集もできるので、旅行者にはおすすめですよ!
中でも今、一番おすすめしたいのは、通称リバコマこと「リバーサイドコマツ」です。天神南駅から徒歩3分の場所、天神の街の趣ある横道に入ると、ふと現れるお店。新鮮な馬刺をはじめ、九州産の野菜、肉料理では 松坂産ベーコン、博多地鶏、糸島豚などを使った地元食材にこだわった料理が満載の人気店です。駅に近いという利便性も嬉しいところ。
店内はオープンキッチンスタイルで、広くて大きなカウンターがキッチンを囲んでいます。奥にはテーブル席も完備。少人数から大人数まで対応してくれます。
ぜひ楽しんでもらいたい「生産者」とのコラボメニュー
福岡馬刺と言えば久留米!こちらは久留米の木稲畜産の馬刺を使ったカルパッチョです。新鮮な馬刺を使える強みがあるからこその1品です。
それから、ここ数年で九州の名産になりつつあるのが佐賀県の武雄パクチー。ガツンと濃厚な佐賀江口農園のパクチーを使ったお料理もおすすめです。単品でももちろんありますが、せっかくならパクチーをふんだんに使った「パクチーコース」(要予約)はいかがでしょう!?前菜からデザートまで全てにパクチーが使われています。
もちろん新鮮な追っかけパクチーも常備!
世界に1つの特注オーブンやシェフとの会話も楽しんで
日本、いや世界をさがしてもリバコマにしかない!といわれるこのオーブン。実は、「こんなオーブンが欲しい」と、シェフがオーダーメイドしたこだわりのオーブンなのです。炭火のオーブンでグリルされるお肉や野菜は香りがよく、とても美味しいです!リバコマの名物料理となっています。
カウンターからなら、料理を作る雰囲気も楽しめます。料理好きならシェフとの会話も盛り上がるかもしれませんね!
■リバーサイド コマツ
福岡県福岡市中央区渡辺通5-24-1
http://comatsu.co/#page
ちなみに博多駅にも5号店ができました!こちらは立ち飲みスタイルの予約なしでもふらっと立ち寄れるスポット。同じく九州産の食材にこだわっており、博多駅構内なので帰りの電車の時間ギリギリまで博多を楽しめますよ。
■ニューコマツ
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多デイトス 1F 博多ほろよい通り
絶景を楽しめる街の中のオアシス「大濠公園、舞鶴公園」
食べ物関係のスポットが続いたので、次は景色を楽しめるスポットも紹介します。
春は桜、夏は花火やビールフェスタなど食のイベントも開催される「大濠公園、舞鶴公園」は、市内の中心である天神から電車で数駅のところにある都会のオアシスです。イベントがなくても舞鶴公園の福岡城趾に登れば福岡市内が一望でき、素敵な風景が広がります。
時間が合えば福岡タワーの横に沈む夕日も見られる絶景フォトスポット。写真好きにはたまらない風景が見られるかもしれません。
アクセスがいいので素敵な景色を眺めながら朝のお散歩に出かけたり、運動をしている方はランニングコースとしても活用できます。
ちょっと足を伸ばして佐賀にも!
目でも舌でも楽しめる料理「タイマーカリフォルニアキッチン」
実は、佐賀にも私のおすすめスポットがあります。博多からJRに揺られて一時間程。雄大な佐賀神社のそばにある「タイマーカリフォルニアキッチン」です。
地元佐賀のオーガニック野菜を中心に使った、シェフの個性豊かで彩り美しい料理。目でも舌でもその美味しさを味わえ、至福な時間を過ごすことができます。
■タイマーカリフォルニアキッチン
佐賀県佐賀市松原 2-13-19
http://timer-california.weebly.com/
器好きにぜひ行ってほしい有田の街
もうひと足伸ばせば、陶器市でも有名な焼き物の里、有田にも行けます。陶器市の時は人で溢れていますが、シーズンオフなら立ち寄ってゆっくり器を眺めることができますよ。
古い昔ならではの街並みや、風情ある陶磁器製の奉納物がたくさんあるユニークな神社「有田焼陶祖の神《陶山神社》」。陶器でできた鳥居、しかも参道に電車が走るという珍しい風景も見ものです。
ちなみに私のお気に入りの器屋さんは「JICON」です。工場に併設した古民家のギャラリーもとてもすてきで、和でも洋でも楽しめるシンプルなのにスタイリッシュな器がたくさん並んでいます。
■JICON(今村製陶 町屋 /直営店)
佐賀県有田町岩谷川内2-4-13
https://www.jicon.jp/
他にも有田焼のお店はいろいろあります。器との出会いも是非楽しんでみてくださいね。
福岡に友人が来たら絶対連れて行きたい私のディープスポット満載でお届けしました!いかがでしたでしょうか?こちらで紹介したところはよく出没しているので、もしかしたらお会いすることがあるかもしれませんね(笑)
編集協力:糸井朱里