母から教えてもらったおふくろの味。 たっぷりの具材と共に戴く汁物です。 お正月には欠かせない、我が家の伝統料理です。
7つの具材を使うのがポイントです。 7種類以上入れると味のバランスが崩れてきます。 具材は全て大きさを揃えるように切ると器に盛りつけた時、見た目もキレイです。
干し椎茸は、450mlの水を入れてもどす。 干し貝柱は、300mlの水を入れてもどす。 干しきくらげは、ひたひたの水を入れてもどす。 お麩は、ひたひたの水を入れてもどす。 ※干し椎茸と干し貝柱をもどした水は使うので、とっておく。
人参と里芋の皮をむいて、7mm角のさいの目に切る。 もどした干し椎茸と干しいくらげも7mm角のさいの目に切る。 もどした干し貝柱は、食べやすいように手でほぐしておく。 しらたきは、1.5cm程の長さに切る。
小鍋に人参と里芋とひたひたのお水入れて5分程茹でこぼし、ざるにとり、冷水で軽く洗う。 (里芋の滑りをとるように、軽くすすいで下さい。)
鍋に、鰹だし汁、干し椎茸のもどした水、干し貝柱のもどした水、みりん、淡口醬油を入れて中火で一煮立ちさせる。 干し椎茸、干し貝柱、干しきくらげ、人参、里芋、しらたきを入れて、里芋と人参が柔らかくなるまで、弱火で約20分程煮る。
器に盛り、千切りにしたゆずの皮を添える。
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田口恵美
【フードコーディネーター】 大学を卒業後、メーカーに勤務。 退職後、フードコーディネーター育成スクールで勉強をしながら、 アシスタント経験を経て、フリーランスの道へ。 広告やパッケージなどのフードスタイリングを担当。 現在、フードスタイリングから料理研究家まで幅広く活躍中。 大切な人と過ごす… 「おもてなし♡レシピ」のご紹介。