最小限の付け込み時間なのに濃厚。みその塩分濃度によらず分量も同じでOK。極め付けはキッチンが汚れない究極のレシピ。
①肉の下処理 ②漬け込み方 ③フライパン用ホイルで蒸し焼き
「豚ロース肉」 ロースは肩から腰にかけての背中の部位。スーパーでは大きく写真のような2種類が混在して売っています。
「リブとロイン」 写真左の肩側がリブで脂身多めでジューシーに仕上がり、写真右の腰側がロインでさっぱり仕上がる。
「筋切り」コツ① 脂身と赤みの間に切り込みを入れることで、焼いた時の縮みを軽減。結果、焼き色が満遍なくつくのでおいしく。
「みそ」 漬けダレを作ります。まずはみそ。
「砂糖」 しっかりケチらず多めに。
「料理酒」 みそを溶く水分として。そして、肉の臭み抜き、味の複雑みを構成する要素として。
「混ぜる」 みそをしっかり溶くイメージで。
「目指すべき状態」 みそがしっかり溶ければOK
「漬けダレをかけて」コツ② 漬けダレは最終的に少し残したいので、少々加減しつつかけて。
「両面に塗る」コツ② ざっくり塗りたくればOK
「漬け込む」コツ② わざわざひと晩とかやらなくていいです。そんなに差は出ないので。
「漬けダレを取り除く」コツ② 15分経ったら漬けダレをざっくり取り除きます。
「取り除いた漬けダレを集める」コツ② さっき残しておいたタレと一緒に残しておきます。
「フライパン用ホイルをしく」 持ってない方もいると思いますが、メッチャ有用なので買ってください。詳しくは動画で。
「肉を置く」 油をしかずに、肉の表面を下にして置きます。フライパン用ホイルがあるのでタレが跳ねることもありません。
「半開きで蓋をする」コツ③ こんな感じで蓋をちょっと開けた状態にして...
「蒸し焼き」コツ③ ここで火を点けます。いわゆるコールドスタート。ピチピチしてきてから中火で約4分蒸し焼きに。
「4分後」コツ③ 蒸し焼きにすることで柔らかく仕上がります。香ばしい匂いがしてきたら4分待たずとも蓋を開けて。
「裏返す」コツ③ 少々の焦げ+焼き色が確認できたらおいしいサイン。これがみそ漬けの醍醐味です。
「再び半開きで蓋をする」コツ③ 半開きにするのは蒸し焼きしつつも匂いを確認して焦げつき防止+焼き色をつけやすくするため。
「蒸し焼き」コツ③ 再び、裏面も蒸し焼きにします。
「2分後」コツ③ 肉汁も出てきます。
「再び裏返す」コツ③ ここからは仕上げモードに入ります。火は弱めにして。
「残ったタレをかける」コツ③ さっき残しておいたタレをかけます。
「漬けダレを塗る」コツ③ ざっくり塗れたら...
「再び裏返す」コツ③ これで中心部まで火を入れつつ、短い漬け時間を補う"味入れ"をしていきます。
「醤油」 香ばしい香り+味の引き締めに醤油を回しかけて火を止めます。
「休ませる」 蓋をして肉汁を落ち着かせます。
「完成」 おいしいけどキッチン汚れが気になる。を解消しつつも、超やわらかジューシーに仕上がる。今日から使えるレシピ。
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こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)