市販の桜でんぶは甘くて苦手という方も、好みの甘さ、色合いに作れて嬉しい!! 着色の加減で随分趣が変わる楽しさも手作りならでは。 もともとは携帯食だった桜でんぶ。 お花見のお弁当にも活躍しそうです。
血合いの部分があると生臭みが出てしまうので、除いたほうが美味しく仕上がります。 フライパンの底がこげやすいので、木べらでこそげながら作ると作りやすいです。
鍋に湯を沸かし、タラの切り身を1~2分程ゆで、ざるに上げて、骨と皮を取り除きほぐします。(血合いの部分があれば除きます)
たらの水気をキッチンペーパーでふき取りフライパンに入れ、ホイッパーか 何本かまとめた菜箸持ち、身をほぐします。
身がほぐれてきたら酒、砂糖、塩、水で溶いた食紅を入れ、中火~弱火で焦がさないように炒ります。
最後は弱火にしてさらに水分を飛ばすようによく炒りながら混ぜます。 丁寧に炒るとふわふわした桜でんぶが出来あがります
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。