おうちで胡麻団子が作れたら嬉しいですよね!揚げたての香ばしさともちもち感は手作りならではです。 甘味がくどくならないように、あんずを入れて酸味をプラスしました。 ほどよく酸味の効いたアレンジ胡麻団子です。
ポイントは油の温度です。 泡がほとんど出ないような低温からじっくり揚げて仕上げに高温にします。 これがうまくいかないと、陥没したり、油っぽくなってしまいます。 揚げている間は菜箸でコロコロ転がしてあげると丸く仕上がります。 上新粉が入っているので、高温の油だとはじけることもあるので気を付けてください。ぷくーっと急に膨れてきたものはご用心。すぐに油から引き上げましょう。
こしあんは、柔らかすぎる時はラップをしないで電子レンジに20秒かけて かき混ぜ、水分が飛んで固めになるまで同様に2,3回繰り返します。(ごまペーストを加えると柔らかくなるので)
ボールに【A】を入れてぬるま湯を少しずつ加え、白玉粉のつぶつぶを押しつぶすように手で混ぜてひとまとめにし、ショートニングを加えてさらによくこね、ラップをして少し置いておきます。
その間に、あんを作ります。 あんずはキッチンはさみで5mmくらいの幅にカットし、【B】と混ぜ合わせて 8等分して丸めておきます。
1の生地を8等分にし、丸め お猪口型にくぼみを作ってからあんを入れ込み口をとじ、出来るだけ丸く成形します。 乾燥しないうちにすぐに胡麻を全体にまぶします。
中華鍋かフライパンに多めの油を入れて(団子の8分目くらい)強火で30秒ほど火をつけ、団子を鍋肌から入れ火を中火に落として5分程揚げます。 さらに1分 160度程の高めの温度で揚げて油を切れやすくします。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。