年末年始の豪華な食事で疲れた胃を休ませ、一年の健康を願うとろろ汁。 1月3日にとろろを食べる南東北や北関東に伝わる風習です。 豪華な食事のあとは、こんな優しいお料理がとってもおいしく感じます。
きちんと出汁をとる場合は、昆布やかつおなどのお好みの出汁に色が薄い薄口醤油で味付けします。市販の白だしでも台丈夫です。
米を研ぎ、もち麦を加えて分量の水で炊飯します。(押麦などお好みの麦ごはんにしてください。)
長いもの皮をスプーンでこそげて、すりおろし器でおろし、めんつゆ・三倍濃縮で味付けします。
器に麦ごはんをよそい、1をかけます。 刻んだ万能ねぎ、青海苔、うずらの卵をのせます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。