こんにちは、スタイリストのささき礼奈です。
突然ですが、料理をおいしくするものって何でしょう? 愛情? 料理の腕? それももちろんあると思いますが、食器の力も大きいですよね。
料理が好きになると、食器もこだわりたくなった、なんて声もよく聞きます。そしてどんどん増えていく食器の数々を収納する食器棚は、あれもこれもと詰め込みがち。気を抜くとごちゃごちゃしてしまいがちですが、ちょっとしたコツですっきりとさせられますよ。
スタイリストが教える食器収納のコツ
①「見せる収納」は色やテーマを決めればすっきりまとまる
ガラス張りの棚やオープンなスペースなど「見せる収納」をする場所は、テーマカラーを決めたり、用途別に収納すると、見た目がすっきりとするのでオススメです。
わが家は「ガラス」、「白い食器」、「お茶用の食器」、「よく使う茶碗&汁椀」の4つのスペースに分けて収納しています。
たくさんのものがあっても、素材や色が揃っているとまとまりが感じられてうるさくならないですよね。
②隠せる収納スペースでは、取り出しやすさを重視する!
色味に特徴があるものや、すり鉢やディナー皿のようなサイズの大きいものは、隠す収納にお任せ。
扉のある棚にファイル収納用のボックスを入れれば、大きなものもすっきり片付きます。
よく使われるテクニックですが、収納可能な枚数も増えますし、取り出しやすさもアップするんですよ。
ただ、繊細な器には向かないのでご注意を!
③引き出しは「遊ぶ」収納を
引き出しには、こまごまとしたものを収納しましょう。わが家はコースターや箸置き、とても小さな器などをホーローバットにまとめ、引き出しに入れています。ホーローバットの横にあるのは、おしぼり用のザルです。
引き出し収納は、ただ入れるのではなく、ちょっと陳列するよう置くのがコツ。
開けた時、小さな器がお行儀よく並んでいる姿を見ると、心が和みます♪ 完全に自己満足ですが、ささやかな楽しみを作っておくのも、家事を楽しくするコツではないかと思うのです。
いかがでしたか?
食器収納は「見せる」「隠す」でメリハリをつけたり、自分の小さな癒しスペースを作って、楽しみながら続けることが大事。
大好きな器を使うのがもっと楽しくなる、そんな食器収納を心がけてはいかがでしょうか?