レシピサイトNadia
    • 公開日2016/01/14
    • 更新日2016/01/14

    キッチンの片隅にある食材を生かして作るスイーツのおすすめ。

    スイーツつくりでもキッチンや冷蔵庫の片隅に眠る食材を使用して作ることが出来たら上出来です。そんなことを考えながら作成したレシピですが、食パンなどをスポンジの代わりに型に敷き込んでいく遊び心があるスイーツつくりのおすすめです。

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    キッチンの片隅にある食材を生かして作るスイーツのおすすめ。

     

    スイーツでも余っている食材を有効活用できる

    料理ではよくある「余りものを使ってのメニュー」は、スイーツでは出来ないというイメージがありそうですが、私的にはそうでもないと思っています。
    余りもの=いわゆるキッチンの片隅で眠る食材を使用して作るスイーツとして1レシピご紹介します。

    「食パンのシャルロットフリュイ」

    このレシピは食パン・サンドイッチ用パンを使用してスポンジ(ビスキュイ生地)の代用として使用しています。パンを型にはめてから、まるでトーストのように軽く焼き上げて​中にヨーグルトババロアを入れ込んで冷やし固める。トーストが周りについてる訳ですから、サクサクとしていて軽い食感で食べれるのがこのレシピのポイントです。

     

    スイーツ作りは遊び心も大切!

    今が旬のいちごをたくさん食べれるということもこのレシピの魅力の1つ。
    そしてなによりも、キッチンの片隅で眠る食材のパンを使える!そのパンは、少し堅くてもよし。なぜならば、焼いた後に入れるヨーグルトババロアの水分がパンに沁みこむので堅さが少しほぐれるので画期的なレシピです。

    まさかの食パンをスポンジ(ビスキュイ生地)代わりに使うなんて!という遊び心満載なところもスイーツ作りを楽しくさせて行きます。
    良く見たら「あれ?パンなんだ!」と周りが驚く顔を見たくありませんか?
    ​ちょっとした工夫があるだけで笑いや喜びがある。
    ​そんなスイーツが「美味しい」をそそります。

    私のスイーツはそんなスイーツ作りが大好きです。
    だって、楽しく作れそうですよ!

     

    「食パンのシャルロットフリュイ」

     

    材料(4人分)

    ・サンドイッチ用食パン  3枚
    ・板ゼラチン       3g
    ・牛乳          80cc
    ・きび砂糖        7g
    ・生クリーム(42%)    60g
    ・ヨーグルト       65g
    ・中に入れるいちご    2粒
    ・中に入れるラズベリー  4粒
    ・きび砂糖        2g
    ・レモン汁        小さじ1/2
    ・飾り用いちご      3粒
    ・飾り用ラズベリー    4粒
    ・ブルーベリー      4粒
    ・ナパージュ       適量
    ・生クリーム(42%)    40g
    ・てんさい糖(パウダー)  2g

     

    作り方

    1.直径12cmケーキ丸型にサンドイッチ用パンを半分にカットしたものを側面に沿わせて底にもパンを敷く。隙間が出来たら余っているパンで埋める。

    2.1を180℃に予熱をしたオーブンで10分焼いて焼き色を付ける。

    3.中に入れるイチゴのヘタをとり粗いみじん切りにカットする。ラズベリーと一緒にきび砂糖とレモン汁であえておく。

    4.鍋に牛乳ときび砂糖を入れて沸騰させて砂糖を溶かし火を止める。あらかじめ冷水でふやかしておいた板ゼラチンの水気を絞って鍋に入れて溶かす。

    5.4を冷水にあててゴムベラで線をかけるくらいまでとろみをつける。

    6.ボウルに生クリームとヨーグルトを入れてハンドミキサーで羽の角が軽くおじぎするくらいまで泡立てる。

    7.6に5の一部を入れてゴムベラでさっくりと混ぜる。さらに残りの5を入れてさっくり混ぜる。

    8.2に7の半量を入れて平らにゴムベラで広げて3を中に入れる。

     

     

    9.8の上に7を流し入れて平らにして冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。

    10.ボウルに生クリームとてんさい糖を入れて軽く角が立つくらいに泡立てる。星口金を入れた絞り袋に入れる。

    11.8のパンの内側に10で絞る。飾り用のいちごのヘタをとり3mm幅にカットをしたら外側から内側に向かって並べていく。隙間にラズベリー・ブルベリーを添えてナパージュを刷毛でうつ。

    冷蔵庫やキッチンの片隅の余っている食材。

    通常ならスイーツでなく料理に使いやすいですが
    スイーツの一部にするのもなかなか楽しく、斬新で楽しいスイーツが出来ることがあるはずです。
    いつもそんな風に楽しいを求めて。
    ぜひ皆さんもお試しください!

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    山口真理
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    山口真理

    スイーツプランナー。福岡・東京や神戸などを中心に企業、Web、雑誌、テレビなどのレシピ提案・商品開発、カフェなどのスイーツメニュープロディュース、企業や食品会社などのスイーツコラムライター、教室主宰など。レシピは甜菜糖・きび糖などの白砂糖をなるべく使用せず、産直の素材のこだわりスイーツを展開。フェリシモ出版「毎日のごはんを美味しく作る雑貨のカタログ・SweetsBook」 福岡では、生産者さんとの交流を大切にして生産者さんから直接仕入れた食材でのスイーツ作りをし、その食材の一番おいしく食べれる方法でレシピを開発しています。 6次産業開発などの指導・開発も行っています。

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