おせち料理の黒豆は、「まめまめしく働く」という意味合い。「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉。
29~30日に作り、31日にもう一度火を入れる。そうすることで味がよく染みる。豆は常に頭が出ないように注意(出た部分は固くなるので)。
鍋に水・塩を加えて煮立てる。塩が溶けたら火を止め、黒豆を洗ってから入れ、1~2時間おいて、しわの寄った豆がぷっくりと膨らむまで戻す。
鍋に戻した豆とつけ汁を入れて火にかけ、あくをすくいながら静かに煮る。
クッキングシートを豆の上に敷き、少しずらしておとしぶたをする。
豆の頭がでないように時々差し水をして、親指と薬指で挟み豆が潰れる程度に柔らかく煮る。
柔らかく煮えたら煮汁が黒豆が十分にかぶるくらいたっぷりあることを確かめ、砂糖を一度に加えて4~5分煮て火を止める。
翌日、5を火にかけ、一煮立ちさせてしょうゆを加え、味を整えてそのまま置く。翌日いただく。
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HACCHI
フードアナリストや野菜ソムリエ、ワインエキスパートなどの資格を持っています。普段の食卓がちょっとした工夫で楽しく豊かなものになるような工夫を心がけています。お料理に合うワインも合わせて研究中。 両親の影響で小さな頃から食器が大好き。絵付けにも凝っています。