クリスマスには、和風のローストチキンをつくってみませんか? 甘みと塩味のバランスがよい白味噌で漬け込んだ西京焼き風ローストチキンは、マリネしてオーブンで焼くだけの手軽さながら、とても豪華で見映えのする料理です。いろいろな野菜を組み合わせてカラフルに仕上げれば、食卓がとっても華やかになります♪ みなさんのご家庭のクリスマスの定番メニューに加えていただけたら嬉しいです。
◆ 骨付き鶏もも肉は、すでに骨に沿って切り込みが入った状態で売られていることも多いので、その場合は皮目にフォークで穴をあけるところから始めてください。 ◆ 鶏もも肉の皮目にフォークを刺すことで、マリナードの味が浸透しやすくなり、焼き縮みも防ぐことができます。 ◆ 鶏もも肉は冷蔵庫から出したての冷たい状態から焼き始めると、中まで火がとおるのに時間がかかってしまうので、予め室温に出しておくことで焼き時間が短くなり、しっとりと焼き上がります。 ◆ 付け合わせの材料はすべて揃える必要はありません。残っている食材やお買い求めやすい食材を組み合わせてお好みでアレンジしてください。 ◆ オーブンで焼く際の耐熱容器は、鶏もも肉と付け合わせの材料がちょうど隙間なく重ならず広げられるくらいの大きさのものをお選びください。大きすぎると隙間ができて焦げやすくなり、小さすぎると食材が重なって火がとおりにくくなります。
②の付け合わせの材料をボウルに入れ、①で残ったマリナードと塩、油を加えてよく和え、①の鶏もも肉の周りに広げる。
180℃のオーブンで25~30分程度焼く。均等に焼き目をつけるため、途中で天板または耐熱容器の前後を入れ替える。火がとおる前に鶏もも肉の皮目に焼き色がつきすぎてきた場合には、部分的にアルミホイルで覆って焦げを防ぐ。
493982
早坂玲奈
大切な記念日や、ご友人を招いてのお食事会など、料理を少し頑張ってみたいときに「何を作ったらいいかな・・・?」と迷ったら、ぜひ私のレシピルームをのぞいてみてください。『大切な人を喜ばせたい』という気持ちを応援するためのおもてなし料理をご紹介しています。 出張料理人・飲食コンサルタント・料理教室講師・フードスタイリストとしての経験を積みながら、プロ向けからご家庭向けまで、様々なレシピ開発に携わってきました。美味しさで周りを喜ばせることは、作り手自身の幸せにも繋がることだと日々感じながらこの仕事を続けています。 「簡単」「時短」も素晴らしいけれど、ときには時間をかけて料理を頑張ってみたい日もあると思います。料理にかける手間は、正しく作れば必ず報われます。丁寧に作り方をお伝えすることで、みなさんが大切な日を笑顔で過ごすためのささやかなお手伝いができれば嬉しいです。