『このシーズンが待ち遠しい!』そのくらい、漬けたてのイクラのおいしさは別格です。『イクラは嫌い……。』と言い張る主人もこの時は食べられるほど(笑) 寄生虫のの心配をされがちなイクラ。産地北海道の市場の方直伝の方法で漬け終わってすぐに食べられます。さらに、「イクラは作る物」と思って育った自己流アレンジを加えてぷりっぷり♪たっぷりかけて味わいたいイクラに仕上がります。
調味料はシンプルなので、できる限り良い品質のものを使って作るのがおすすめです。
材料を用意します。 生筋子は、オレンジ色の透き通った物が鮮度よくおすすめです。 ※写真の調味料は倍量です。
50度のぬるま湯に塩を入れ混ぜ、塩水を作ります。 ※給湯50度で混ぜてすぐに次の工程へ進みます。
(1)に生筋子を入れ、内側の方もほんのり温まるように開いてあげます。 ※1分程度の工程です。この時にほぐれるイクラもざるにあげて使ってください。この時点で、塩水の温度は40度前後です。
一度ザルにあげ、湯を捨てボウルをサッと洗い、網をのせ優しくこするとキレイに取れます。 ※今回は焼き網を使用していますが、殺菌したバトミントンのラケット(未使用)のものでも丁度良い網目です。 ※子供も楽しめるくらいあっという間にほぐれます。
解れた筋子としょうゆAを入れ蓋をして冷蔵庫で1時間半おきます。 ※しょうゆだけで漬けることで、寄生虫がいる場合わかりやすくなります。
(4)で寄生虫がいた場合白っぽく浮き上がるので取り除き、一度ザルにあげてA しょうゆB35cc、酒65ccを合わせて4時間以上漬け込み完成です。 1日以上経過する場合は灰汁すくいなどで軽く漬け汁を切り、イクラのみを取り出すことで塩辛くなりません。 ※しょうゆのみで長時間漬けていると表面のぷりっと感が少なくなります。こうすることでぷりぷりに仕上がります。
つやつやの仕上がりになります♪ 冷凍してもぷりっぷりになる解凍方法は別レシピにてご紹介させていただきます。
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MARI(奥山 まり)
料理家
ℍ𝕆𝕂𝕂𝔸𝕀𝔻𝕆 𝔽𝕠𝕠𝕕 𝕕𝕚𝕣𝕖𝕔𝕥𝕠𝕣 身近な素材や調味料を使ってシンプルに、 『笑顔が見られるおうちご飯🍚』モットー✨ 基本をおさえた【頑張りすぎないシンプルな家庭料理】ひとり暮らしを始めた娘に送る【ひとり暮らしでも作りやすい簡単レシピ】がメインです✨ 乳がんサバイバー3年生。 毎日がんばり過ぎるよりも、純粋に「おいしい♪」が聞ける食卓が広まりますように。 料理初心者さんからのご質問大歓迎です☆ instagram@mari.everydayoliveにて 「 #ひとり暮らしを始めた君に 」を発信中です。 ーーーーーーーーーーーーー ・北海道フードマイスター ・一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ ・NHK文化センター札幌教室オリーブオイル講座講師(〜2018) ・『婦人画報』『週刊文春』にて掲載。 ・『NUMERO TOKYO』にて料理家のフードコーディネーターとして掲載。 ・北海道内各局他ラジオ、出演歴あり。 ・フードコンサルタント(商品開発・海外向け商品撮影ほか) ・店舗・企業様レシピ、キッチン用品アドバイザー・webライター