スペイン料理のパタタス・ブラバスと、日本の炊き込みご飯を融合させたのが、このレシピです。 ブラバスは、蒸したジャガイモの表面に小麦粉を振るって、カリッと揚げ焼きにした料理。 とうもろこしの表面をブラバスのようにカリッとさせ、ご飯と混ぜ合わせます。 カリっとした香ばしさと絡んだタレが、食欲をそそります。
・とうもろこしは、ご飯が炊き上がってから入れましょう。カリカリした食感も楽しんで欲しいです。
・A みりん大さじ2、薄口醤油大さじ2、白だし小さじ1/2、砂糖小さじ1を混ぜ合わせておきましょう。 ・米は普通に炊いておきましょう。
とうもろこしは5cmの長さにカットして、さらに四つ割にしておきます。
「1」のとうもろこしを、ビニール袋に入れて小麦粉、片栗粉をふりかけてシェイクします。表面を粉でコーテイングするイメージです。
サラダ油を敷いたフライパンに、「3」のとうもろこしを並べて、蓋をして中火で焼いていきます。 あまり触らず、片面に焼き色がついたら、ひっくり返して同じように焼き色がついたら、実の部分も焼き色をつけます。
火を止めて、A みりん大さじ2、薄口醤油大さじ2、白だし小さじ1/2、砂糖小さじ1を流し入れ全体に絡めます。 絡んだなら、最後バターを入れてざっくり混ぜ合わせます。 このとき、身の部分だけに味が絡らませるようにしましょう。 切断面はカリカリしているので、食感を残すようにするとGood!
炊き上がったご飯の上に乗せて、ざっくり混ぜ合わせたら完成です。
器に盛って、お好みでブラックペッパーやオレガノ、ごま、鰹節などをトッピングして召し上がれ。
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井上豪希
自然豊かな大分県玖珠町に生まれ、野菜も肉も獲って食うことが自然な環境で育ちました。 料理人の父親の影響もあり、5歳から包丁を握っていました。 【旅する料理人】 昔から旅行が大好きで、バックパッカーとして国内外を旅しました。 旅行から帰ってくると、その土地の食文化と日本料理のエッセンスを融合させた「フュージョン料理」を作って、ホームパーティーを開催し、友人に振る舞うのが大好きでした。 その経験を生かし、現在は「旅する料理人」と称して、フュージョン料理を楽しめる料理教室や、ホームパーティーを開催しています。 【即興料理人】 「ライブペインティングのような料理」と称する創作料理も得意とし、その場の空気感、参加者の好み、食材や器などに合わせて、即興で組み立てられる料理は、軽快なトークと合わせて楽しい体験ができると好評いただいています。 【狩猟家・食卓プランナー】 また、自ら狩猟した獲物を料理する「狩料家」として、また「食卓プラナー」として、ジビエワークショップや出張料理、シェアカフェ、オリジナルのレシピ開発など様々な活動を行っています。 【商品開発・レシピ提供】 自身の好奇心旺盛で多趣味家の性格のおかげで蓄積された様々な領域の専門知識と、これまでの経験をいかして製菓メーカーの商品開発やレシピ提供なども行なっています。 「お腹を満たすだけじゃなく、心も満たす食卓を。 ほんの少しの心遣いと工夫を乗せたごはんで、みんなの毎日が幸せになることを願って。」