ひと塗りで至福の朝ご飯!富澤商店とサンクゼールのピーナッツ系スプレッド
こんにちは。編集部のわーたんです。突然ですがみなさん、朝食は「ご飯派」ですか? それとも「パン派」? 私は子どものころからずっとパン派です。
さて、パン派にとっての必需品といえるのがパンのお供、「塗り物」ですよね。バターやマーガリン、ジャム、スプレッド、はちみつ…。私は気分によって変えたいので、常に複数用意しています。
ジャムひとつとっても果物の種類を変えてみたり、メーカーを変えてみたり、ときには話題の商品に飛びついたり。いろいろ選べるのが塗り物の楽しさですが、あれこれ浮気をしつつも、いつの間にか「やっぱりこれじゃないと」と戻ってきてしまう、そんな塗り物ってありませんか?
今回は、気が付くと繰り返し買っていた、私を惹き付けてやまない偏愛ピーナッツ系スプレッドを2種類ご紹介します!
25年も愛されてきた!富澤商店の「ピーナッツきな粉クリーム」
まず最初にご紹介するのが、富澤商店の「ピーナッツきな粉クリーム」。
富澤商店といえば、製菓・製パンの材料や器具など扱う専門店。大正8年、東京・町田で創業した老舗で、全国に店舗を展開しているのでご存じの方も多いでしょう。
8,000種を超える富澤商店の取り扱い商品の中でも、25年以上のロングセラーで人気を独占するのが、この「ピーナッツきな粉クリーム」なんだそう。
私が最初に出会ったのは、まだ実家にいたころ。母が何気なく買ってきて以来みんなのお気に入りになり、独立してからもそのままリピートし続けています。
パッケージは、飾り気もなく実直そのものといった感じ。こちらは120g入りですが、大容量の320g入りもありますよ。
蓋を開けてみるとこんな感じ。少し白っぽく、かためのクリームがざっくり入っています。
きな粉の香ばしさと、ふわっとした口どけがたまらない!
実際にパンをトーストして、食べてみます。焼きたてのトーストに塗ると、すぐに熱でとろ~っと溶けてきます。なめらかでとっても塗りやすいです。
食べたとたん口の中に広がるのは、きな粉の香ばしさ。ピーナッツの風味は後からやってくる印象ですね。口当たりもふわふわと優しく、どちらかといえば甘さは控えめ。一般的なピーナッツバターと比べると、くどさもなくさっぱりしています。
トーストもいいけど、ロールパンなどのやわらかいパンにも◎。ちなみに、4歳の娘はこちらが大好き。ロールパンの真ん中を切って挟めば、おやつに早変わりです。
・ピーナッツきな粉クリーム 120g/富澤商店 307円(税込)
そのまま食べても美味しい!サンクゼールの「パンにぬる ピーナッツ」
お次は、サンクゼールの「パンにぬる ピーナッツ」です。
サンクゼールは長野県に本社を置き、ワインやジャム、調味料、ドレッシングなどを製造・販売する会社。主に洋の食品を扱う「サンクゼール」のほか、最近では和の食品を中心に扱う「久世福商店」というブランドでも食のセレクトショップを全国展開しています。
パッケージには素朴なピーナッツのイラストが入っていて、ゆるい書体とあいまって見ているとなんだかほっこりします。
何を隠そう、最初はこのパッケージイラストに惹かれて、近くの百貨店で購入。久世福商店にもパッケージ違いで中身の同じ商品が売っているのですが、こっちの方がかわいいなと、なんとなくサンクゼールの方を買ってしまいます(笑)。
ちなみに、久世福商店のものとは容量も違います。サンクゼールは130g入り。久世福商店は110g入りです。
蓋を開けるとこんな感じ。先ほどのピーナッツきな粉クリームよりも色は濃く、ピーナッツのつぶつぶが入っています。すくってみてもかたさはなく、なめらかな感じ。
つぶつぶ食感と甘じょっぱさが、クセになる美味しさ!
こちらもトーストに塗って実食。ピーナッツバターにありがちな、塗りにくさはまったくありません。トーストの熱でさらにじゅわ~っととろけるのがたまりませんね!
ひと口食べると、ピーナッツのコクと優しい甘み、ほどよいつぶつぶ感が口の中を満たします。当然ですが、こちらの方がピーナッツの風味は強いです。それがトーストの香ばしさと絶妙にマッチしています。
しかも、あとからまろやかな塩味がやってきて全体を引き締めるので、しつこくないんです。むしろこの甘じょっぱさがあとを引く!
開発者によると、素朴なミルクパンやバターの風味豊かなクロワッサンに塗るのもおすすめだとか。いや、この甘じょっぱさは、そのまま食べてもとっても美味しいです。
・パンにぬる ピーナッツ 130g/サンクゼール 517円(税込)
このコラムを書くにあたって、はじめて両方を同時に食べ比べてみました。その結果「みんな違ってみんないい」という結論に落ち着きました…。だってどっちも美味しいんだもの!
朝パン派である限り私の塗り物探索の旅は終わらないと思いますが、それでもこの2つはいつ戻っても安心して迎えてくれる我が家のような、そんな存在です。お店などで見かけたら、ぜひお試しくださいね!
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編集部 わーたん
おしゃべりな4歳娘と夫との3人暮らし。料理では「時短・簡単」という言葉に食いつく傾向あり。本と本屋が大好きで「本屋にいるときならハイジャック犯が来てもいい」と常々思っている。
※コラム内で紹介しました商品の情報や価格については執筆当時のものであり、変動する場合があります。