茹でて和えるだけ。 乾燥刻み昆布の旨味が具材にからみ、薄味でも美味しく食べられます。 野菜も海藻もしっかり取れて、栄養バランス満点です。
同じ湯ですべての材料を順に茹でていくので、省エネ! 刻み昆布は具材の水分で自然に戻るので、事前に戻さなくても大丈夫です。 使う梅干しの塩分により、醤油の量を調節してください。 作り置きも可能です。
お鍋にたっぷりめのお湯を沸かし始める。 ぶなしめじを小房に分ける。 梅干しの種を取り、果肉をちぎりボウルに入れ、Aと合わせて梅だれを作っておく。
お湯が沸騰したら、菜の花を入れて強火で1分強茹でる。菜の花を引き上げて、冷水に取り水気をしっかり絞る。 同じお湯で、しめじをさっと茹で、引き上げてザルなどで水気を切る。 (同じお鍋で豚肉も茹でるので、お湯は捨てない。)
火を弱火にし、グラグラ沸騰させないようにし、同じお湯で豚肉を茹でる。 (沸騰させるとお肉が固くなるので、場合によっては一旦火を止めて温度を下げてから茹でる。) 豚肉の色が変わったらすぐに引き上げ、自然にあら熱を取り、食べやすい大きさに切る。(冷やすと固くなるので冷水には取らない)
食べやすく切った2の菜の花、水気を軽く切ったしめじ、3の豚肉、乾燥刻み昆布(戻さずそのまま)を、梅だれのボウルに入れて和える。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。