体ぽかぽか!朝の目覚めに冬の雑炊
寒い冬の朝は温かいものが恋しくなりますね。体の芯から温まる雑炊は、風邪をひいた時にも活躍する朝ごはん。基本を押さえておけばアレンジも自由自在。簡単でさらっと食べられて体もぽかぽかになる雑炊の作り方をご紹介します。
優しい味わい!ふわふわ卵雑炊の作り方
ごはんと水分の割合の目安は、1人分がお茶碗に軽く1杯のごはん(約100g)に対して出汁が1カップ(200ml)と覚えておくと便利です。
【材料2人分】
ごはん 200g
A 出汁 400ml
A 塩 小さじ1/4
A みりん 小さじ1
A 醤油 少々
卵 1個
長ネギ 1/4本
塩鮭 1切れ
三つ葉 適宜
いりごま 適宜
加える具はお好みのものでOKですが、卵はぜひ入れてください! そのほかには、今回は塩鮭と長ネギにしました。魚は加熱してから入れると臭みを感じません。
1、長ネギは小口切りにする。塩鮭は焼いて骨と皮をのぞく。ごはんはさっと洗って粘り気をとり、ザルにあげて水気を切る。
ごはんは流水でさっと洗って粘りをとっておくこと。そうするとさらっとした仕上がりに。
2、鍋にAを入れて火にかける。沸騰してきたらごはんを入れてひと煮立ちさせ、長ネギと塩鮭を入れて1~2分弱火で煮る。味をみて必要なら塩で調える。
火の通りにくい野菜類を入れる場合はごはんを入れる前に煮るのがポイント。
煮込む時に、あまり動かさずに短時間で煮るとさらっと仕上がります。
3、卵をよく溶き、半量を中心部分に回し入れ、一呼吸おいたら周囲に回し入れる。
鍋の中心と周囲とでは火の入り方が違うので、2回に分けて加えることで均一に火が入ります。卵を入れた後はゆっくり混ぜるとふわっとした卵に。よりごはんになじんだ細かい卵にしたい時は手早く混ぜてくださいね。
雑炊とおかゆの一番の違いは、ごはんの粒が残ってさらっとしているかどうかです。煮る時間を長くするとごはんがよりとろみがでて柔らかく煮えるので、よりおかゆに近い仕上がりに。お好みの柔らかさで仕上げてくださいね。最後にごまと三つ葉を添えてお召し上がりください!
●このレシピをお気に入り保存する
基本の雑炊。(鮭雑炊)
いつもと違う楽しみ方も!アレンジ雑炊レシピ
加える具や卵の加熱の仕方でも、いろんなアレンジができます。出汁を鶏ガラスープやコンソメにかえると、中華風、洋風のアレンジ雑炊にも。
卵を崩して濃厚!カルボナーラ風雑炊
チーズと卵でカルボナーラ風に。ポイントは卵の使い方。卵2個分のうち1個分の卵黄をとっておき、残りは手早く混ぜながら加えます。最後に卵黄をトッピングして崩し、取り分けてお召し上がりください! ごはんやスープとなじんでなめらかな仕上がりになります。
●詳しいレシピはこちら
カルボナーラ風雑炊。(チーズと卵の雑炊)
これから冷え込みが増していく時期。あったか雑炊で体を温めて元気に一日をスタートしませんか? 具材や味をカスタマイズして、お好みの味を楽しむのもおすすめです。
これまでの朝ごはん連載はこちら
・栁川さん家の休日朝ごはんシリーズ