顆粒ゼラチンで作るゼリーは簡単に作れるのでおやつにぴったりです。少しゼラチンが少な目で冷やし固めるのに時間がかかるので、食べるのは明日・・・ イチゴが好きな末っ子のためにいちごをたっぷりにしてあげようとぎっしり入れたら、「せっかくのゼリーのプルプルが味わえなくてもったいない」とダメ出し食らったいわくつきのレシピです(笑)
イチゴ以外の果物でも作れるので、カップごとに果物を変えてカラフルに作るのもおすすめです。 ただし、ゼラチンでは生のキウイ、生のパイナップルのゼリーは作れませんので気を付けて。
いちごは1㎝くらいの角切りにする。
鍋に水、砂糖、レモン果汁を入れて加熱する。 ゼラチンのパッケージに何度まで温めるか指示があるので、それに従う。 80~90℃以上に、と書いてあるものは軽く沸騰させる。
火を止めてからゼラチン(顆粒)を加える。 ゼラチンにはあらかじめ水でふやかしてからでないと溶けない物もあるので、商品の説明を参考にしてください。
よく混ぜてゼラチンを溶かす。
ガラスやステンレスなどの容器に移し、底を氷水に当てて冷やす。プルプルととろみがついて固まりかけてくるまでしっかり冷やすといちごが浮いてきづらくなります。
クラッシュゼリーをトッピングする場合はゼリー液の半分弱をそのまま別容器で冷やし固め、しっかり固まったらフォークでクラッシュする。
プルプルと固まりかけたゼリーを容器に入れ、カットしたイチゴを入れ、またゼリーを入れ・・・と交互に入れる。 それでもゆっくりとイチゴが浮いて来ようとするので 容器の半分くらいのところでいったん冷凍庫に入れて15分くらい冷やすと下の方までいちごがぎっしり入った感じに仕上がります。 見た目の問題なのでこれは特に気にしなくても大丈夫。
固まったイチゴゼリーの上にクラッシュゼリーをトッピングする。
いちごの分量の目安・・・ 手のひら一杯くらいの大きないちごで20~25gくらい。
小粒のいちごで10gくらい。
家にはかりがない(もしくはこのためにわざわざはかり出すのは面倒くさい)ときの砂糖の量の目安。 写真は炊飯器などについてくる180mlの計量カップなんですが、このカップの6のメモリの当たりまで砂糖を平らになるように入れると大体50gになります。砂糖の粒の大きさによっても多少違いはありますが・・・ ちなみに、ゼラチン5gはスーパーで売っている顆粒のゼラチンだと5gの小包装になってるものが多いので、そのまま1袋でいけると思います。 レモン大匙1ですが、計量スプーンがない場合はカレーなど食べる大き目のスプーン1杯で5~7gになるので、2~3杯入れる感じになります。ちょっとゼリー液を味見して甘さと酸味のバランスを見て調節してくださいね。
トップ画像1枚目はイチゴを150g使い、イチゴぎっしりで作った物なんですが、うちの子が食べて、「これじゃあゼリーのプルプルが味わえない!イチゴばっかり食べてる気分で、せっかくのゼリーなのにもったいない」と言われました。(笑) なので、こちらは100gに減らして作った物です。
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。