高温多湿になると食材が傷みやすくなる
梅雨や夏の高温多湿は細菌が繁殖しやすくなる環境です。特に、キッチンは湿気が溜まりやすい場所。キッチンの湿気をできるだけ溜めないようにするため、シンクの下などには湿気取りなどを置いて、片付け後のシンクはきれいに拭いて水気を切るなどの、一工夫をしておくと◎ですよ。
食材別!梅雨のおすすめ保存場所
梅雨の保存場所に悩んでしまう食材の保存法を解説します。
パンは1枚ずつ冷凍がベスト!
すぐに食べきるのであれば常温でOKですが、直射日光があたるところは避けましょう。
すぐに食べきらない場合は、1枚(1個)ずつラップに包んで冷凍保存が◎。冷蔵庫に入れると硬くなりますし、冷蔵庫を過信しすぎて「いつの間にかカビていた!」ということになる前に、冷凍保存をおすすめします。
米は小分けに冷蔵庫が◎
一年中常温保存のイメージの米も、梅雨や夏は冷蔵庫に入れるのをおすすめします。冷蔵庫に入れる際は、密閉できる容器に入れるのが基本。チャック付きのビニール袋などに2~3合ずつ(よく使う量)を小分けにしたり、ミネラルウォーターが入っていたペットボトルなどに詰め替えて冷蔵庫に入れれば、場所もとらずに便利です。
炊き上がったごはんが残ったら、こちらは即冷凍しましょう! 冷蔵だと味が落ちてしまうので、茶碗1杯ずつラップに包んで冷凍保存が◎ですよ。
じゃがいも・たまねぎ・さつまいもも冷蔵庫に
これらの食材は常温保存可能な食材です。しかし、常温とは気温が20度前後のこと。梅雨や夏の常温保存は避けましょう。
保存方法は、麻袋やポリ袋などに入れて冷蔵庫に入れるのが◎。冷蔵庫で保存していてもじゃがいもの芽が出てしまった場合は、芽の部分と周りを取り除けば食べられます。
種類によって気をつけたい果物
トロピカルフルーツや夏が旬の果物は、常温保存OKなものが多いです。夏に出回るすいかやメロンは丸ごとなら常温、カットしたら冷蔵保存というようにしてください。キウイやマンゴーなどは熟れていない場合は常温保存し、熟れたら冷蔵保存します。
ただし、バナナだけは注意が必要。バナナは冷蔵庫に入れると低音障害ですぐに茶色くなってしまうので常温保存しましょう。もしくは皮をむいて冷凍保存しておくと、お菓子作りなどに便利ですよ。
冷蔵庫と冷凍庫の容量について
冷蔵庫の中にあまりパンパンに食材を入れると、中のものが冷えにくくなります。冷蔵庫は容積の7割くらいの食材が入っているのがベストです。一方、冷凍庫はたくさん詰めても大丈夫。チャック付きの袋などを活用して、縦に詰めると上から見た時に何があるかわかりやすいのでおすすめです。
保存法を見直してみよう
いかがでしたか? 梅雨や夏の食材保存について紹介しました。冷蔵庫や冷凍庫を活用することで、食材を傷みにくくすることができますよ。ぜひ、できるとこからトライしてみてくださいね。
こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
・お弁当の傷み、カビ、だるさをスッキリ解決!梅雨のお悩み解消レシピ