朝は1分1秒でも長く寝ていたい…その気持ち、わかります(私も睡眠ラブなので)! 「できるだけ布団の中にいたい。でも、朝ごはんもしっかり食べたい」。そんなあなたに朗報です。
今回は、「時短なのに時短に見えずに朝ごはんが作れるテクニック」を5つ紹介します。
時短テク① 前日のみそ汁を洋風スープに変身させて調理時間を短縮!
まずは、前日のみそ汁が洋風のクリームスープに大変身するテク。これ、どこの家庭の冷蔵庫にもある「あの食材」を加えるだけなんです。パン食派のみなさんに試して欲しい1品です!
みそ汁リメイクリームスープ
材料(2~3人分)
・残り物のみそ汁 2人分ほど
・牛乳 50cc
・粉チーズ 大さじ1
・パセリ 少々
作り方
1. 鍋に残り物のみそ汁を入れて火にかけ、牛乳と粉チーズを加え、ひと煮立ちさせる。
2. 器に盛りつけ、パセリをふる。
このスープは、白みそのみそ汁で作るのがオススメ。具は、にんじんやじゃがいも、かぼちゃ、キャベツなどの、洋風に合う食材が◎。
残り物のみそ汁がわかめやネギなどの時は、その具を抜いて、コーンやベーコンを追加するのもアリですよ。
時短テク② 下ゆでほうれん草を常備して1品作る時間を短縮!
ほうれん草は、鉄分やカルシウム、葉酸やビタミンCが豊富な食材。日本人は鉄分・カルシウムが不足している人が多いと言われています。そんなほうれん草を毎日の朝食にプラスするための時短テクを紹介。
万能!下ゆでほうれん草
材料(3~4人分)
・ほうれん草 1わ(200g)
・塩 大さじ1
作り方
1. ほうれん草はよく洗う。鍋にたっぷりのお湯と塩を入れて沸騰させ、ほうれん草を根本から加え、1分ゆでる。
2. ほうれん草を冷水につけた後、水けを切る。根本を上、葉先を下にして、上から下に絞って水けを切る。
3. 根本を切り落とし、ざく切りにし、保存容器に入れておく。
下ゆでほうれん草を前日に作っておけば、朝食がとても楽になります。水けをしっかり切るのをお忘れなく。
アレンジ1:ほうれん草の洋風ソテー
材料(2人分)
・下ゆでほうれん草 100g
・ベーコン 2枚
・スイートコーン 大さじ1
・油 適量
・ブラックペッパー 少々
作り方
1. フライパンに油を入れて火にかけ、ベーコンを加え炒める。
2. 1にほうれん草・スイートコーン・ブラックペッパーを加え、サッと炒める。
味付けはあえてブラックペッパーのみに。朝はできるだけ薄味にするのがGOOD。ベーコンの塩気とコーンの甘さでおいしくいただけます。
アレンジ2:お好みお浸し
材料(2人分)
・下ゆでほうれん草 60g
・鰹節やゴマ、醤油やめんつゆ、からしなど お好みの量
作り方
1. 下ゆでほうれん草をお好みの調味料で和える。
保存容器ごと食卓に並べてしまいましょう。各自が、好きな味付けで食べれば、朝から賑やかで楽しい食卓に。
時短テク③ 和食派必見!みそ玉で時間短縮
みなさんは、みそ玉をご存知ですか?
みそ玉は、みそ・かつおぶし・乾燥わかめなどの具を一緒に混ぜておき、大さじ1杯ずつにわけ、ラップにくるんで輪ゴムなどでとめておけば出来上がりです。
これを、お椀に入れ、お湯を注ぎ、溶かすだけで、みそ汁の完成。
みそ玉を何個も作っておけば、毎日のみそ汁作りがとっても楽ちんに。
さらに、このみそ玉は健康にも良いんです。インスタントみそ汁に比べて、食塩量が少なく済み、減塩にも◎。みその種類や具材を変えて、色々作っておくと「今日はどのみそ玉にしようかな」と毎日の朝食が楽しくなりますよ。
時短テク④ とにかく1品は卵、と決めてしまう
卵は朝ごはんの定番食品。卵には良質なタンパク質が含まれているので、毎日食べると良い食品です。だからこそ「朝食には卵1個を」とすれば、毎日の献立を考えずに済みますよ。
そんな卵は、目玉焼き、だしまき卵、スクランブルエッグ、卵スープ…とアレンジ力も万能。
卵焼きにするときに、夕飯の残り物である、お浸しや、煮物などを一緒に入れると、おいしくなるので、かなりオススメです。
私のお気に入りは、切り干し大根の煮物を卵焼きにしてしまうこと。切り干し大根の食感もよく、満足感があります。
時短テク⑤ ワンプレート盛りで見た目満足、時間短縮
朝食は準備も大変だけど、片付けも大変ですよね。そんな時こそワンプレートの出番。作りおきのお惣菜を少しずつ盛り付けて、できあがり。見た目もオシャレで朝から気分が上がること間違いなし。
時短テクを駆使して楽ちん朝ごはん
今回紹介した時短テクを使えば、日々の朝ごはんの準備がとっても楽になります。食材のカットや下ゆでなどの下処理だけ前日にしておくだけでも、全く違います。自分に合った時短テクを見つけて、朝ごはん生活を楽しんでみてください。