夏の情緒を感じさせるきんぎょくかん。キラキラして、見た目にも涼しげなので、夏の和菓子にはぴったりです。
寒天がダマにならないように、茶こしを通すときれいに仕上がります。
小鍋にA 粉寒天4g、水300mlを入れて混ぜ、火にかけます。 沸騰したらそのまま1分煮立たせB 上白糖80g、水あめ大さじ1を加えて混ぜ、さらに1分煮立たせます。
小さめの容器に、寒天液の1/3の量を 茶こしを通して流し入れ、冷やします。 (容器は、寒天の高さが5mmくらいになるものを選ぶと良いです。あとで正方形に切りやすくするため。)
残りの寒天液に着色料・赤で着色し、茶こしを通して容器に流し入れ冷やします。
寒天を容器からはずし、5mm角になるようにサイコロ状に切ります。
白こしあんは25gずつになるように丸めます。
手に錦玉羹をのせ。その上に白あん、錦玉羹をのせて、おにぎりをにぎるようにぎゅっとします。 全体にきれいに錦玉羹がついたら完成です。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。