日に日に寒くなってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。
ところで皆さん、
「健康や美容のために毎日欠かさず食べている物」
ありますか?
ひとりひとり体質が違う中で、自分の体質に必要な栄養素を毎日少しでも取り入れることはとても大切なことなんです。
毎日同じことを繰り返すのは大変かもしれませんが、1日の食事の中で朝食は比較的いつも決まったものを摂取しやすい食事ではないでしょうか?
そこで今回は体質別にぜひ取り入れていただきたい簡単朝ごはんをご提案いたします!
「朝ごはんになかなか時間を費やすことができない」
「そもそも作る時間がない」
という方も多いと思いますので、簡単にできることはもちろん、作り置きもできる、そんな料理をご紹介いたしますね!
それでは早速、多くの方が悩まされがちな代表的な体質のタイプと食事をご紹介いたします。
タイプ1
精神的に不安定になりやすい方
イライラしやすい、怒りっぽい、憂うつな気持ちになる
PMS(月経前症候群)が辛い
おなかにガスがたまり、張った感じになる
そんな方にお勧めしたいのは
フレンチトースト アップルバルサミコソース
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」とも言われているほど、実はりんごには栄養価が豊富に詰まっていることをご存知でしたか?
特に、イライラや怒りなどで滞ってしまう気の巡りを良くし、精神を安定させてくれると言われています。
さらにバルサミコ酢は血行促進や疲労回復効果があるので、りんごと一緒に取り入れることで体の中の気や血の巡りをさらに良くしてくれる相乗効果も期待できます。
角切りにしたりんごをフライパンで加熱し、少しとろんとしてきたらバルサミコ酢とはちみつを加えて煮詰めます。 バルサミコ酢の酸味が抜けて水気がなくなってきたら火を止めて、フレンチトーストに添えれば完成です。
香り高いお茶もまた体の中の滞りを解消する手助けをしてくれます。ミントティーやローズティーなど、香りを楽しむハーブティーがお勧めですよ!
タイプ2
疲れやすい、不正出血が時々ある、食欲がない
下痢しやすい、胃もたれしやすい、体温が低い、末端冷え性
これらの症状がある方は消化器の機能も低下している可能性があります。
そんな方にお勧めしたいのは かぼちゃペーストのストックです!
おいしいかぼちゃペーストの作り方
1/4にカットされたかぼちゃを水でさっと洗い塩を振ったらアルミで包む。
180度のオーブンで1時間程度、柔らかくなるまでじっくりと加熱して、中まで火が通ったらホイルを開けて種を取り除き、スプーンで皮から実を取り出してペースト状になるまでしっかりと練ったら完成!
朝、かぼちゃペーストを温めてクリームチーズやドライフルーツと混ぜてパンに挟めばかぼちゃサラダのサンドウィッチのできあがりです。
豆乳を加えて無添加のパンプキンスープを作っても良いですね。
また、和食党の方にお勧めしたいのは雑穀おにぎりです。
胃腸の働きを高めつつ、血の巡りもよくしてくれる粟ひえ、きび、麦といった雑穀もお勧め食材なのです。
白米に混ぜて炊き、おにぎりにして無理なく食べましょう!
タイプ3
とにかく血行が悪い方
肩こり、頭痛、生理痛、目の下のクマ、シミそばかすが気になる方
このような症状がある方には、色の濃い野菜を温かい状態でたっぷりと食べることをお勧めします!
色の濃い野菜も血の働きを助けてくれますよ。ほうれん草やトマト、パプリカ、セロリ、ナスなどがよいでしょう。
そんな方にお勧めしたいのは
ほうれん草と豆乳のスープ
<材料>
ほうれん草 1束
玉ねぎ 大1/2個
豆乳 100ml
コンンソメキューブ 1個
水 300ml
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 適量
ピンプペッパー 適量
1. ほうれん草を軽く茹でて冷水につけ、水気を絞って適当な大きさに切る。
2. 玉ねぎを薄切りにし、オリーブオイルをひいた鍋でしんなりするまで炒める。
3. 2の鍋にほうれん草、水、コンソメ、塩を入れて野菜がクタクタになるまで煮る。
4. 粗熱をとった3をミキサーに入れて攪拌し、鍋に戻したら豆乳を加えて再度温める。
5. 器に盛ってお好みでピンクペッパーを散らしたらできあがり。
手軽にできる体質別朝ごはん、いかがでしたか? 体調管理は朝ごはんから。
自分の体質に合わせた食材をカスタマイズして皆さまの健康や美容のレベルアップに役立ちますように!