寒暖差が大きいから甘く育つ!岐阜の夏秋トマト
トマトといえば夏のイメージが強いかもしれませんが、実は、朝晩が冷えこんでくる秋になると、昼夜の寒暖差が大きくなってトマトがぐっと甘くなります。岐阜県は、内陸県で周囲を山々に囲まれており、この寒暖差がより大きくなります。そのため、岐阜の秋のトマトはすごく甘くて味が濃いのが特徴です。そこで今回、夏秋トマトの産地に訪問してきました!
今回訪れた農家さんがつくっているのは「麗月」という品種のトマト。熟しても崩れにくく、肉質がしっかりとしていて、甘みと酸味のバランスがとれているといわれています。
写真:現地での収穫の様子
外気や雨風から守るため、トマトはビニールハウスで栽培されています。中に入って驚いたのは、天井の高さ。これは、暑くなりすぎたときに温まった空気を上に逃がし、トマトを暑さから守るための工夫だそう。このように、トマトが育つ環境を第一に考えていたり、土づくりにもしっかりとこだわっていたり、おいしいトマトを作るためにさまざまな工夫をしていることが分かりました。
プロに聞いた!トマトの店頭での見分け方・保存方法
おいしいトマトの見分け方
トマトを買うときに覚えておきたい「おいしいトマトの見分け方」を農家さんに教えていただきました。まずチェックするのは形と色。丸みがあって、できるだけ赤色が鮮やかなものは良品とのこと。
それから、おしり側にも注目。中央から放射線状に白い筋が出ているものがおいしいトマトです。この白い筋は「スターライン」と呼ばれており、数が多くはっきりと出ているトマトほどおいしいそうです。
そして、手で持った際にずっしりと重みが感じられるトマトは、中がギュッと詰まっていて食味のいいトマトの証です。
トマトの保存方法
買ってきたら、冷暗所か冷蔵庫の野菜室に入れて保存してください。このとき、新聞紙など、何かに包んだりしなくてもOK。傷みやすいので、できるだけ重ならないようにしましょう。
農家さんに聞いたおいしいトマトの食べ方
農家さんにおすすめのトマトの食べ方も聞いてきました。
生で食べるなら、よく冷やして丸かじり。あるいはくし形など食べやすい大きさに切ってサラダに添えて。加熱するなら炒め物に。トマトの酸味とうまみが加わり、彩りも良くなりますよ!
トマトのうまみ炸裂!ジュワッと焼きレシピ
生で食べてもおいしいトマトですが、加熱することで持ち味のさわやかな酸味はそのままに甘みやうまみが増し、また違ったおいしさを楽しめます。おすすめは、キッコーマンの「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」でサッと絡め焼いた「ジュワッと焼き」。生しょうゆの香ばしさや風味がトマトのうまみをさらに引き立て、あと引くおいしさです!
トマトの代表的な栄養素であるリコピンは、加熱すると吸収率が高まるともいわれています。サッと生しょうゆで焼くシンプルなレシピで、うまみがアップし、さらにからだにもうれしいなんて最高ですね!
●詳しいレシピはこちら
くし切りトマトのジュワッと焼き
シンプルな「ジュワッと焼き」にもうひと工夫したレシピもご紹介します。トマトをメインにしたおかずは副菜になりがちですが、厚めに切って豚バラ肉で巻いて焼けば、メインのおかずに早変わり! 豚肉のうまみが加わり食べごたえも抜群で、豚肉の脂と生しょうゆの香りがまたよく合うんです。
わが家では子どもたちにも評判のレシピで、「またつくって!」と何度もせがまれるほど! 食欲そそる香りと濃厚な味わいで、ご飯がどんどんすすむおかずです。ぜひ新鮮なトマトでつくってみてくださいね。
●詳しいレシピはこちら
ジュワッとジューシー♪トマトの肉巻きステーキ
素材のおいしさを引き立ててくれるキッコーマン「しぼりたて生しょうゆ」
今回使用したのは「キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」。通常のしょうゆの製造工程では「火入れ」という作業を行うそうですが、「しぼりたて生しょうゆ」はその工程をあえて行わず、生ししょうゆならではの、さらっとしたフレッシュ感ある味わいが楽しめます。
炒め物などの加熱調理に使うと、そのとき初めて火を入れることになります。そのため、しょうゆを焦がしたときの香ばしさがより強く感じられ、料理をいっそうおいしくしてくれます。この香ばしい香りは本当に食欲をそそる香りで、わが家では仕上げに生しょうゆをひと回し、が定番になっています。
料理をつくってみて、何かもの足りないな〜というときに、「しぼりたて生しょうゆ」を足してみると、ぐっとうまみと香ばしさがアップしますよ。ぜひ活用してみてください!
産地をめぐる旅「トマト編」を読んでくださりありがとうございました。このあとも、産地と旬の食材の「ジュワッと焼き」レポートは続きます。どうぞお楽しみに!
取材ご協力:JAグループ岐阜
●しぼりたて生しょうゆの企画ページはこちら
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