年間を通じて安定して生産される長野のぶなしめじ
きのこの生産量が全国でトップクラスの長野県。今回取材に訪れたのは、そんな長野県の北側(北信)に位置する飯山市です。
飯山市は雪深い土地で、冬には2〜3メートルもの積雪があることも少なくありません。この厳しい冬の気候のため、農業を営む方々は安定した収入を得ることが難しい時期もあったそうです。
そこで目をつけたのがきのこ栽培。きのこ栽培には湿度を一定に保つ環境が必要ですが、飯山市にはその条件を満たす大量の雪があります。この大雪を活かし、長い冬の間の貴重な収入源として、きのこ栽培が地域に定着していったのです。
現在、ぶなしめじは室内で栽培されています。栽培室の温度は15度、湿度は98%を維持し、風向きや光の当て方も調整して、「山の中で霧が降りてくる」環境を再現。大変な努力と長年の研究の結果、ここにたどり着くことができ、一年を通して安定したクオリティーで収穫・出荷ができるようになったのです。
写真:栽培室のぶなしめじの様子
プロに聞いた!ぶなしめじの店頭での見分け方・保存方法
おいしいぶなしめじの選び方
今回の取材でぶなしめじのことをいろいろと教えてくださったJA職員さんに、「おいしいぶなしめじの見分け方」を聞きました!
おさえたいポイントは以下の3つ。
1. ぶなしめじのかさの大きさが揃っていること
2. かさの模様がくっきり出ていること
3. かたさがあり、全体的にハリがあること
これらの特徴を満たすものがおいしいぶなしめじだそうです。
ぶなしめじの保存方法
きのこも野菜と同じで、新鮮な方がうまみや香りが強く、できれば買ってきたその日のうちに食べるのがベスト、とのこと。もしすぐに食べない場合は、「冷凍保存」がおすすめだそうです。ほぐしてからフリーザーバッグに入れて冷凍すると、うまみが増えておいしくなる効果もあるのだとか!
冷凍したぶなしめじは、「解凍せずに調理」がおいしく食べるポイント。味噌汁、鍋、炒め物など、冷凍のまま加えて調理してください!
おいしいぶなしめじの食べ方
おいしいぶなしめじの食べ方も教えていただきました。
一番のおすすめはナポリタン! 和風料理に使うことが多いぶなしめじですが、意外にもトマトと相性が良く、ぶなしめじとトマトの両方のうまみでおいしさがアップします。そのほか、ぶなしめじは味をよく吸ってくれるので、ガーリックバターやキムチなど「強めの味」と相性抜群!
手軽に食べたいときはドレッシングで炒めるとさっぱりした味わいに。それから、唐揚げやフライなど、油と合わせると食べやすくなって、お子さんでもおいしく食べられるとのこと。僕もぶなしめじのフライが大好きです。JA職員さんはさすがきのこのプロだけあって、簡単でおいしい食べ方を知り尽くしていますね!
ぶなしめじのうまみを引き立てるジュワッと焼きレシピ
うまみも香りも強い採れたてのぶなしめじを味わうなら、キッコーマン「しぼりたて生しょうゆ」のジュワッと焼きがおすすめ! 栽培施設の見学のあとに、さっそくつくってみました!
つくり方はとても簡単。
1. ぶなしめじはほぐす
2. フライパンを中火にかけて油をひく
3. ぶなしめじを加えて焼く
4. 仕上げに生しょうゆをジュワッとかける
5. 10秒ほど待ってから、一気に味をからめたら完成
ぶなしめじを焼いてみて、びっくりしたのがその香り。採れたてのぶなしめじは香りが抜群に良く、JAの職員さんも今回取材に伺ったスタッフのみなさんも「いい香りですね!お腹が減ってきました!」と口を揃えて絶賛していました。
できたてを試食してみたら「え?ぶなしめじってこんなにジューシーなの!?」とさらにびっくり! シャキッとした食感で歯切れが良く、噛むほどにうまみが溢れてきます。そして、生しょうゆのこんがりと香ばしい香りが、さらにぶなしめじのうまみを際立たせてくれていました。
●詳しいレシピはこちら
ぶなしめじのジュワッと焼き
さらに、僕の考えたジュワッと焼きレシピ「和風ペペロンチーノ炒め」も紹介します。
生しょうゆだけのシンプルなジュワッと焼きに、にんにく(チューブ)、七味唐辛子をプラスするだけ! 生しょうゆの香ばしさとにんにくの香りは本当に相性が良く、そこに七味唐辛子の風味も加わってあと引くおいしさに。手軽につくったとは思えない味わいです!
●詳しいレシピはこちら
ぶなしめじのジュワッと和風ペペロン炒め
「ちょい足し」で料理がランクアップ!キッコーマン「しぼりたて生しょうゆ」
使いやすさと香りの良さが魅力のキッコーマンの「しぼりたて生しょうゆ」。
僕のおすすめの使い方は、「ちょい足し」です! 加熱処理をしていない「生しょうゆ」は香りが良く、料理の仕上げに「ちょっとひと回し」すると、味わいに深みが生まれてうまみも増しますよ。味噌汁、カレー、シチューなど、いつもの家庭料理の隠し味にぜひ試してほしいです。
また、とにかく使いやすいボトルも僕のお気に入りポイント! キャップを開けてボトルのままパッと好きな分量を片手で出すことができて、液だれもなく使い心地が良いです。
今回の取材を通して、採れたて食材のおいしさを実感するとともに、食材のおいしさを引き出す料理をたくさんの人たちに伝えたいと改めて感じました。もっともっと日本各地の新鮮食材を知ってもらえるように、今後もレポートが続々と登場します。お楽しみに!
取材ご協力:JAながの、JA全農長野
●しぼりたて生しょうゆの企画ページはこちら
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