お弁当箱って、好みのものを見つけるとつい手が出てしまい、何個も持っている人も多いですよね。でも、けっきょくいつも使うのは同じ物、なんてことも。
せっかくのお弁当箱、それぞれのいいところを活かして、ぜひ使い分けてみてくださいね。
四角いお弁当箱(ホーロー)にサンドウィッチを入れて
四角いお弁当箱は、サンドイッチを入れるのにぴったり! 流行りのわんぱくサンドも型崩れせずに持っていくことができますよ。
今回は、白くて清潔感のある人気のホーロー容器をお弁当箱として使います。サイズが豊富で、ふたもでき、使い勝手もよいのでおすすめ!
《メニュー》
卵と人参サラダのサンドイッチ/ミニトマト/ブロッコリー/イタリアンパセリ
《コツ》隙間をほどよく埋めるワックスペーパーを使う
・ワックスペーパーなどを一度クシャっとさせたものをお弁当箱に敷いておくと、隙間がほどよく埋まり、型崩れ防止になります。そしてナチュラルな雰囲気に!
・せっかく手で食べられるサンドイッチなので、添える野菜もピックに刺して、カトラリー不要にしましょう。
楕円のお弁当箱は、ごはんの斜め盛りでおかずが詰めやすくなる
楕円型や丸型は、お弁当箱の定番の形。使っている方も多いのでは? ここでは、ナチュラルな佇まいが魅力の曲げわっぱのお弁当箱でご紹介します。
和食も洋食も合う懐の深さのある楕円形ですが、おすすめはあえての日の丸弁当。曲げわっぱに入れると、懐かしさとともに新鮮なかわいさが!
《メニュー》
ごはん/梅干し/鮭/つくね/ゆで卵/蒸し野菜/紫キャベツの酢の物/浅漬け
《コツ》ごはんを「斜め盛り」にすると、おかずを詰めやすい
・ごはんは、お弁当の正面に対して、手前を少なくなるように斜めに詰めると、角度がついておかずが詰めやすくなります。
・おかずは、鮭や卵料理など定番のお弁当おかずでOK! 大事なのは、同じ色味にならないように気をつけること。ちょっとカラフルでアクセントになるものを1つ入れると締まります(今回は紫キャベツの酢の物)。
細長いお弁当箱は「ごはんの全面盛り+おかずのっけ」がかわいい
スリムなお弁当箱は、かさばらないので通勤にも重宝しますよね。このタイプは見える面積が狭いので、ごはんを全面盛りにして、その上におかずをのっけ盛りしましょう。
のっけ盛りというとちょっと豪快な感じもしますが、カラフルな具材を選んで、野菜もたっぷり取れるメニューにすれば、見た目も味も楽しめるお弁当が作れます。
《メニュー》
ごはん/肉そぼろ/卵そぼろ/アスパラ/人参サラダ/佃煮/絹さや/しば漬け
《コツ》ごはんとおかずの「重ね弁」を作り、その上に彩りおかずをのせる
・ごはん(お弁当箱の半分の高さほどまで)→肉そぼろ→ごはんの順に詰める。ごはんの間に肉そぼろを挟むように重ねることで、上にのせる具材と肉そぼろの組み合わせを楽しめます。
・わざわざおかずをたくさん作る必要はなし! 常備菜や漬物など、冷蔵庫にあるものをプラスするだけで、色数も増えるし、味わいや食感の変化も楽しめます。
お弁当箱におかずを詰めるときの共通のポイント
・お弁当箱の隙間を埋めるようにぎっしり詰めましょう(移動中の振動で崩れるのを防ぐ効果も)。レタスや大葉、ワックスペーパーなどが役に立つので、積極的に使って!
・お弁当箱の正面を決めて、奥から順に詰めていきましょう。
・彩りを大切に、おかずの色味があまり重ならないように。
春からのお弁当ライフ、毎日違うお弁当箱を楽しむのも楽しそうです! ぜひ、詰め方のコツを覚えて、お試しくださいね。