加熱するとパサパサ、固くなりがちな鶏むね肉ですが、調理方法を工夫することでしっとり柔らかく仕上がります。この料理は鶏むね肉を叩かずにブロックのまま焼きます。そして、加熱方法を工夫することで分厚い部分にも熱を入れ、肉本来の持ち味を活かして調理します。 http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-3697.html
レシピのコツはこちらをご覧ください。 http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-3697.html
ブロッコリーは小房に分けてレンジ蒸ししておきます。レンジ蒸しの方法は→http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-2768.html
鶏むね肉は冷蔵庫から出して室温に戻します。金属製のバットにのせておくと早いです。室温に戻した鶏むね肉の全体をフォークで刺して穴だらけにし、筋切します。
鶏むね肉に味付けします。ボウルにAを入れて混ぜ、そこに鶏むね肉を入れて馴染ませます。馴染ませたら塩を振ります。塩は肉の重量の1%振りますが、きょうの料理では後で粉チーズをまぶすので、1%弱の塩を振ります。鶏むね肉1枚が200gだったので2gです。小さじ1/2で2.5gなので、小さじ1/2より少し少なめに振りましょう。黒こしょうはぴりっと効かせたいので、表面が少し黒くなるくらいふります。
粉チーズをまぶします。皮が付いている方に小さじ1・1/2、身の方に小さじ1をふりかけます。
フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけます。熱くなったら鶏むね肉の皮目を下にして入れましょう。粉チーズが鶏むね肉にしっかりくっつくまで触らずに焼き、香ばしい香りがしてきて、皮に焼き目がついたら返します。返したらすぐにとろ火に落とします。身の方に薄い焼き目がついたら、再び皮目を下にしてからフタをします。フタをしてとろ火のまま7~8分焼きます。
フタをして7~8分焼いたら火を消し、フタをしたまま5分置いて余熱で熱を通します。大きめの鶏むね肉を使うときは10分程置くといいでしょう。 余熱調理が終わったらもう一度火をつけます。皮目を下にしたまま強火にかけて加熱し、フライパンに出た水分が激しく跳ねはじめたら返します。フライパンを前後左右に方向け、脂と肉汁を回しながら肉に絡めます。フライパンに残った水分が無くなってきたら火を消し、肉を取り出します。
盛りつけです。焼き上がった鶏むね肉を1cm弱の幅に切り、ブロッコリー、ミニトマト、マヨネーズと一緒に盛り付けます。マヨネーズはブロッコリーのドレッシング代わりです。お好みでレモンを添えても美味しいです。
141907
筋肉料理人 藤吉和男
料理ブロガー、料理研究家、ボランティア活動、レシピ本著者、オリジナル商品販売等、雑多な活動をやりながら、ブログ、YouTube等を使い、簡単で美味しい魚料理、簡単レシピの作り方について専門的に説明しています。