帆立と白菜をつかったチャウダーです。
帆立は火を通しすぎないように、焼いたら一度取り出しておき、野菜を煮てから戻し入れます。 薄力粉が固まっている場合はだまにならないように茶こしでふるいながら加えてください。
帆立貝柱は4等分に切り、塩・胡椒少々をふる。玉ねぎは薄切りにする。白菜は2〜3cmのざく切りにする。
鍋にオリーブオイルの半量を熱し、帆立の両面に軽く焼き色がつくまで焼いてバットなどに取り出す。残りのオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒め、しんなりとしたら白菜を加えて炒める。全体に油がまわったら薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。
水を加えて煮立て、アクをとって弱火にし、10分ほど煮る。 帆立を戻し入れ、牛乳と生クリームを加えてひと煮立ちさせて塩・胡椒少々で味を調える。器に盛り、あればピンクペッパーをふる。
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星野奈々子
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。 日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広いジャンルを得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。近著は『スープ・ポタージュ・チャウダーの本』『スープジャーでほめられべんとう』(エイ出版社刊)。