お祝い事に欠かせないお赤飯。お子様の祝い事には是非手作りをなさってみてください。炊飯器で簡単に、本格的な蒸しおこわを作る方法です。 お食い初め、初節句、七五三などの席にお手土産で添えたり、入学式や卒業式の朝に炊いてあげて下さい。 そして、季節柄、是非栗を入れて作ってみてください。栗を簡単に剥く方法をお伝えします。
○もち米にうるち米を加える事で、蒸しおこわの様に米がしゃっきり仕上がります。赤飯だけでなく、おこわは水は米の同量にします。 ○栗は鮮度が大事です。虫がいるので、購入したらすぐに冷凍します。凍った状態から熱湯につける事で、鬼皮も柔らかくなり、また渋皮も剥がれるように取れてきます。剥いた写真をアップしています。茹で方が足りないと皮の剥がれが悪いです。 ○小豆はアク抜きをしなくても大丈夫です。小豆の風味、栄養を丸ごと頂きます。茹で汁を加える量で色の出が違います。炊飯中の小豆からも色がでるので、薄めが好みの時は茹で汁を控えてみてください。 ○炊き上がりで、小豆が少し割れているぐらいが丁度よい。 ○ごまは擦ると栄養効果がたかいので、一手間ですが、摺りましょう。
冷凍しておいた栗にたっぷりの熱湯を注ぎ20分以上漬ける。栗の下の部分に包丁の柄の方で鬼皮を剥き渋皮も剥く。渋皮は包丁の角でつまんで剥がす様にすると綺麗に剥がれる。
小豆は洗って3カップの水で蓋をして20分ほど煮る。(食べてみて芯が残るぐらいがよい) ざるにあけて、煮汁に水を足して3合分にする。
もち米と米(うるち米)は洗って15分程ざるにあけておく。
炊飯器の内釜に米、小豆、小豆の茹で汁と水を合わせた3合の水、酒、塩ひとつまみをくわえて混ぜ、栗を加えて普通に炊く。
塩を鍋で乾煎りし、サラサラになったら、黒胡麻を加え、香りが立ったら火を止めてすり鉢にあけ、スリコギで軽く摺る。
炊き上がったら、栗は飾り用に取り分け、後はまぜる。 盛り付け末黒胡麻塩をかける。 重箱に詰めるときは、南天などをかざるとよい。
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こいけかおる
家族の元気にこだわって、「ごはん」を作り続け、5人の子供達を育てて参りました。子供達の「美味しい!」が何より励みです。 ケミカルフリーで素材の旨味を引き出します。大家族のお腹を満たす、安心安全な時短テク、献立テクをお伝え致します。 また、世田谷区にて、料理教室「La cuisine d’ange 天使の台所」を主宰しております。シュガーフリー、グルテンフリーのおやつレッスンや、アンチエイジング料理レッスンは定評を頂いております。 栄養士/フードロスゼロ料理アドバイザー/食育アドバイザー/スポーツフードアドバイザー /アンチエイジング料理プランナー/食品添加物エキスパート/オーガニック薬膳マイスター