たらは、和洋中のバリエーションが豊かな食材ですね。定番のたらのソテーをご紹介します。 淡白な味わいのたらに、レモンの爽やかさを加えたコクのあるレモンバタソースをかけて召し上がっていただきます。 ぜひご家族の皆様でお楽しみください。
【美味しく作るポイント】 ①たらは臭みが強いため、気になる場合は臭み取りをします。切り身の重要の1%の塩 をふって20分おき、出た水分をキッチンペーパーで拭き取ります。 ソテーする際に、ハーブと一緒に加熱するのも有効です。 ② 成形・加熱後のたらすり身はしっかり熱が通っているので、ソテーする際は強火で 短時間に焼き色をつけると柔らかい食感を保つことができます。
A たら(皮と骨は除く)80g、はんぺん25g、マヨネーズ5g、日本酒小さじ1、オイスターソース小さじ1/3、麩5gで【たらすり身】を作る。 作り方はこちらをご参照→https://oceans-nadia.com/user/390559/recipe/490493 *冷凍保存してある場合は解凍する。
【切り身の形に成形・加熱する】 すり身120gをクッキングペーパーに置き、表面をヘラでならして成形する。 *切り身の形に似せて、背側から腹側へ細く、厚み 約1.5cmを目安にヘラで伸ばす。
蒸気が上がっている蒸し器で約4分蒸す。 乾かないようラップで包み、そのまま冷ます。
【じゃがいもの付け合わせ】を作る。 じゃがいもを幅2mmにスライスし水にさらし、500Wの電子レンジで1分加熱する。
耐熱皿にオリーブ油を塗り3を並べ、削ったパルメザンチーズをかけ、オーブントースターで焼き色をつける。
2の両面に塩、黒胡椒、タイム(ドライ)をふり、強力粉をまぶす。
フライパンにオリーブ油を熱し、3の両面を強火で焼き色がつくまで焼く。
【レモンバターソース】を作る フライパンの油を拭き取り、B 無塩バター15g、レモン汁小さじ2、塩ひとつまみを入れとろみがつくまで中火で加熱する。
皿に盛り、レモンバターソースをかける。じゃがいもの付け合わせ、くし切りレモン、チャービルを添える。
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クリコ
料理研究家・介護食アドバイザー
病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。 私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!! 「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。 手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」 ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。 加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」 鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様 に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」 茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理 は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大 です。 ◆「時短調理」 手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。 イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。 「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい ています。 ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。