写真に「手」が入ると、ライブ感が出る!
まずは、こちらの2枚の写真をご覧ください。
a
b
abどちらもおいしそうですが、bの写真の方が、ライブ感があり、食欲を刺激されると思いませんか?
この様に写真に手が写り込むことでライブ感が出て、おいしい瞬間、作る過程を切り取って見せることができます。その結果、見ている方の共感を得やすく、「いいね」やフォロワーが増えることに繋がっていきます。
また、最近ではこの様に料理にソースなどをたらしている瞬間の写真を「たらりんぴっく」と呼び、インスタグラムで大人気になっています。これは、オリンピックの「ピック」と、ピクチャーの「ピク」をかけ合わせた造語のようです。
そこで今回は、これさえ押さえればライブ感のある「手が入った」インスタ写真が撮れる3つのポイントをご紹介します。
ポイント1. 料理は2セット用意する
料理はテスト用、本番用の2セット用意しましょう。
まずはテスト用でカメラや手の位置、アングルなどを確認します。全て決まったら、ソースの状態(濃度、落ちる速度、量など)を確認しながら、実際にソースをかけて試し撮りしてみましょう。
その後、いよいよ本番用を使って撮影します。
この時、やや引き気味で撮影しておくと、後でトリミングしやすいですよ。
ポイント2. 背景にも気を配る
手が入る写真は料理の背景もたくさん写り込むので、ここも気が抜けません。
背景に適した場所がない場合は、壁紙を使用する、白い無地のレースカーテンの前で撮影する、グリーンを置く、などの方法があります。
特に壁紙は、ネットで安く購入できますし、デザインも豊富で気軽に雰囲気を変えられるのでオススメです。料理写真の場合、サイズは1mくらいあれば十分です。
ポイント3. 三脚・タイマー・連写を活用しよう
一人で撮影する時の必須アイテムが、三脚・タイマー・連写です。
カメラを三脚にセットして、セルフタイマー、連写に設定します。後はシャッターを押し、自分も料理側へスタンバイします。この時、三脚の高さは料理に対してあまり高過ぎない目線の高さが理想です。写真で見た時に、臨場感、躍動感をより感じることができます。
スマートフォンの場合も同じです。スマートフォンを三脚にセットするには、専用ホルダーを利用しましょう。専用ホルダーはネットでも購入できます。
ちょこっと手を入れるだけでもライブ感は出せます
手が入る写真を撮れるようになると…
アイスコーヒーにミルクを注いでいるシーンや
出来たてのスープを器に入れているシーンなど
他にも色んなシチュエーションで撮影できるようになりますよ!
でも動きのある写真はハードルが高いな…そんな方にオススメなのがこちら!
カトラリーを持ったり、プレートに手を添えたり、ちょこっと手を入れるだけでもライブ感が出せます!!
いかがでしたか? これらのポイントを参考に、ライブ感のある撮影を楽しんでくださいね。
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