難しいタルトが春巻きの皮を使うと手軽に
タルトを作ろうと思ったら、まず生地を作り、型に敷きこみ、空焼きして…と、かなり時間と労力を使うもの。ですが、そのタルトがとっても簡単にできるとしたら…?
今回は、冷蔵庫で眠っている春巻きの皮をタルトの生地に見立てて、今が旬真っ盛りないちごのスイーツをご紹介します。
いちごのタルトの作り方
材料 6人分(マフィン型使用)
・春巻きの皮 6枚
・クリームチーズ 150g
・グラニュー糖 40g
・レモン汁 小さじ2
・生クリーム90g
・いちご6~9粒
・ミントの葉 6枚
作り方
1. マフィン型に春巻きの皮を裏を上にして敷きつめ、200℃に余熱をしたオーブンで13~15分焼く。
2. ボウルにクリームチーズを入れて、ハンドミキサーでクリーム状になるまで混ぜる。さらにグラニュー糖を加えて混ぜる。
3. グラニュー糖がなじんだら、レモン汁を加えてよく混ぜ、さらに生クリームを2回に分けて加えて、その都度混ぜる。
4. 1の春巻きの皮は焼きあがったら型から出し、3をスプーンで分け入れる。いちごを2mm幅にスライスしてクリームの上に添える。好みでミントを飾る。
春巻きの皮は春巻きを作るだけでない!
もし冷蔵庫に春巻きの皮が残っていたら…? 恐らく普通なら料理に使うはずですが、私はスイーツプランナーという仕事柄、何かスイーツができないか、と考えてしまいます。
そこで考えたのが、皮をタルト生地に見立てること。油で揚げなくても、マフィン型などのお菓子の型に敷き詰めて焼けば、それだけでスイーツの土台ができあがります!
あとは、中にクリームを入れるだけ。
とっても手軽だけど、豪華に見えるタルトのできあがりです。
こだわってほしい、いちごの種類
いちごの種類はとっても豊富。種類によって、形や大きさ、色など、すべてが違います。
今回使っているいちごは、私が住む町の『博多あまおう』という品種。この「あまおう」、名前には意味があるってご存知でしたか?
その意味は…
あ…あかくて
ま…まるくて
お…大きくて
う…うまい
その名の通り、カットすると中まで赤い!
スイーツにすると、この赤みがきれいに映えるので、見栄えがよくなるんですよ。
スイーツを作るときは、いちごにもこだわってみてくださいね。
このタルトを作れるようになれば、急なお客様も、お友達へのプレゼントでも手早く作ることが可能に!