最初は比較的水分の少ない植物からチャレンジ
奇麗にドライにしやすいのは、ユーカリの枝やカスミソウ、ミモザやバラなど比較的水分の少ない植物です。バラであれば、一本の茎に複数の花が咲いているスプレーバラの方が奇麗になりやすいですよ。紫陽花もおすすめ。種類や色がたくさんあって色の変化が特に楽しめるので私は大好きです。ハーブのローズマリーやラベンダーもいいですね。
ドライフラワーにするには、まず「スワッグ」を作りましょう
「スワッグ」とはドイツ語で「壁飾り」を意味します。簡単に言うと、生花を束ねて紐でくくり、風通しのいいところに吊るしておく飾り物です。このスワッグは、生活の一部としてお花を大切にするというドイツの伝統的なお花の楽しみ方です。日本でも、お花好きの方やナチュラル志向の方に受け入れられ、徐々に浸透してきています。
スワッグを作って部屋に飾っておくことで、生花がドライに変化する様子を楽しめるのがおもしろいです。花の色や葉の縮れ具合の変化は見ていて飽きず、いつもの生活空間にちょっとしたアクセントを与えるインテリアグッズとしても重宝します。
とっても簡単!失敗しない「スワッグ」の作り方
用意する道具は、ハサミ、輪ゴム、紐、好きな植物。
新聞紙等に植物をバランスを取りながら置きます。
まとめたら、輪ゴムをなるべく太い枝にかけます。
かけた輪ゴムをクルクルと他の束にもしっかり巻き付けて、終わりをまた枝にかけます。
輪ゴムを隠す様に太めの紐でとめます。
風通しの良い、直射日光の当たらない壁に吊るします。
日当りが良いとお花の色が奇麗にならない事があるので注意してください。
場所をとらないから、好きな場所に飾って
小さなスワッグを作ったらキッチンの片隅に飾ったり、カゴに無造作に入れて飾ったりと楽しめます。リボンや紙等で印象をかえても良いですね。
季節のお花で「スワッグ」を作ってお部屋をコーディネート
初夏から梅雨の時期なら紫陽花、夏本番ならひまわりなど、季節のお花をドライにしてみませんか? 生花のみずみずしい姿だけでなく、スワッグにして上手にドライにできると、ちょっとくすみがかって落ち着いた色合いとなり、それがまた素敵です。アンティーク調の雰囲気でお部屋をコーディネートするのも楽しいですよ。
特に紫陽花は、ドライにしても色がきれいで私も大好きです。紫陽花が旬のうちに摘んで、ドライにすれば季節を問わず楽しめますね。
ドライフラワーの作り方、スワッグの楽しみ方、いかがでしたか? 是非、お好きなお花で作ってみて、インテリアとして取り入れてみてくださいね。
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