風通しと日当たりが良い場所が◎!
キッチン菜園を行う時、水やりとともに大切なのが育てる場所。
できるだけ、風通しと日当たりの良い場所で育てましょう。キッチンが狭かったり日当たりが悪い場合は、ベランダで育てるのをおすすめします。
容器は小さめのお皿などを用意しましょう。お皿が無い時は、ペットボトルの底を切って使ってもいいですよ。透明なので中の状態もよく見え、水がこぼれる心配もありません。
今日からチャレンジ!定番4品を育ててみよう♪
キッチン菜園の定番である、薬味ねぎ、にんじんや大根の葉、スプラウト、みつばを今日からチャレンジしてみましょう!
薬味ねぎ
収穫期間:1~2週間後から
根本3cmくらいを残してカットし、根本の5mmくらいが水に浸かるようにします。水が多いと腐りやすいので注意してください。毎日水をかえて清潔状態をキープします。
薬味ねぎには、βカロテン、ビタミンK、カリウムなどが豊富に含まれています。カリウムは、体内の水分バランスを整える働きがあります。これからの時期、汗をかくことが増えると思いますが、カリウムが汗とともに流れ出てしまうので、日々の食事でカリウムが不足することのないようにしたいですね。
にんじんや大根の葉
収穫期間:1~2週間後から
へたの部分を水につけるようにします。1日1回水を変え、その時に容器もきれいに洗うようにするのがコツです。
にんじんや大根の葉には、βカロテン、ビタミンCのほか、鉄分やカルシウムなどが含まれています。鉄分は小松菜やほうれん草に含まれているイメージを持つ方も多いと思いますが、にんじんの葉や大根の葉などにも含まれています。
鉄分は不足しやすい栄養素の1つ。にんじんの葉や大根の葉を育てて、日々の料理にプラスしてみても良いですね。
豆苗などのスプラウト
収穫期間:1~2週間後から
根が水に浸かるように水を入れます。豆が水に浸かると腐るので注意しましょう。水をよく吸うので、こまめに水を与えてくださいね。
豆苗には、ビタミンKや葉酸が豊富に含まれています。葉酸は日本人が不足しやすい栄養素の1つです。私達の身体は日々生まれ変わっていますが、葉酸は細胞の再生を助ける働きがあります。
みつば
収穫期間:1~2週間後から
根から3cmくらいのところで切って、スポンジが常に水に浸かるようにこまめに水をやります。育ってきたら土に植え替えるのも◎。
みつばには抗酸化作用のあるβカロテンが豊富に含まれています。これから紫外線が増える季節になりますが、紫外線は体内の活性酸素を増やしてしまいます。紫外線からくる肌トラブル予防のために抗酸化作用のある食材を日頃から摂取するようにできると良いですね。
まだまだ作れる!キッチン菜園バリエ☆
定番だけでなくミントやパクチーなどもキッチン菜園可能。たまにしか使わない食材だからこそ、キッチン菜園で作るというのもアリですね。
ミント
収穫期間:3日~1週間後から
茎が長いものを選ぶのが◎。葉が浸かると腐りやすくなるので、葉は水に浸からないようにしましょう。茎が水に使っている状態を保つように、こまめに水をやります。
ミントの香り成分には、消化を促進する働きがあると言われています。キッチン菜園で育てたミントでデトックスウォーターを作るのもおすすめです。
パクチー
収穫期間:1~2週間後から
根がついているパクチーはキッチン菜園OK。根の部分を水につけて、毎日水をやるようにしましょう。容器もこまめに洗うのが◎。
パクチーにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには抗酸化作用や、コラーゲンの生成を促す働きなどがあります。
エスニック料理などにキッチン菜園で育てたパクチーを添えることで、手軽にビタミンCを摂取できますね。
キッチン菜園は難しくない!
いかがでしたか。キッチン菜園の方法を紹介しました。ミントなどのハーブ類は、キッチン菜園で育ててから鉢植えにすれば、さらに収穫することもできます。
今まで捨てていた野菜の根っこや端の部分を活用して、ぜひキッチン菜園を始めてみてくださいね。
こちらの記事もチェック!
・簡単!便利!ベランダハーブの育て方&レシピ
・捨てないで!栄養タップリ、余った「パセリ」と「セロリの葉っぱ」活用法