秋の食材といえばきのこです。フランスも10月になって本格的に出回るポルチーニ茸はナッツのような香りが特徴的で、きのこの中でも香り高くどんな料理に合います。 あんずの香りを持つジロールは見た目が鮮やかなオレンジ色の小さなきのこです。 それぞれも味と香りを満喫して下さい☺︎ ★分量は、きのこの端も入れたグラムです。 プロの鶏だし(フォンドヴォライユ)の詳しい作り方はこちら⏬ https://youtu.be/UGCEvAUuAJM ★ポルチーニ茸=セップ
▶️ポイントは、レモンです。レモンの香りはきのこのスープに合います。 ▶️ジロールはあんずのような甘い香りが特徴的で、あんず茸とも呼ばれるきのこです。 ▶️シャントレルは、あんず茸の一種で、ジロールの仲間です。 ▶️ポルチーニ茸はナッツのような香りが特徴的で、きのこの中でも香り高くどんな料理にも合います。 ▶️自家製のフォンドヴォライユの代わりに市販のチキンコンソメ等でも代用可能ですが、スープの味わいが違います。 ▶️レモンの皮を使うので、ワックス不使用のものを使用するようにして下さい。
レモンは洗っておく。
きのこ類(シャントレル、ジロール、マッシュルーム)を掃除する。 硬い石づきは切り落とし、泥、木屑、ゴミなどを刷毛を使って落とす。 *形の歪なものや掃除した端は出汁に使います
端は水洗いし、汚れをとり、ザルにあげておく。
ポルチーニ茸は、刷毛を使って水洗いし、キッチンペーパーで優しく水気をとる。 *傘の裏側も汚れがあります
ポルチーニ茸は傘と柄を切り分け、柄は約1cm角に切り、傘は切り込みを入れる。
マッシュルームは飾り切りする。
エシャロットは皮を剥き、千切りにする。
工程2の洗ったきのこは粗みじんにする。 *ミキサーなどを使用すると早いです
鍋にバター、エシャロット入れ、炒める。
工程7の細かくしたきのこを加え、炒める。
タイム、レモンの皮、フォンドヴォライユを加え、中火で15~20分煮る。
アクをとり、ザルで漉す。
漉したスープを再び鍋に戻入れ、火にかけ、少し煮詰める。
熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、ポルチーニ茸、マッシュルームを切れ目を下にして焼く。
その他のきのこをオリーブオイルで順に炒める。 ポルチーニ茸の柄→ジロール→シャントレル→工程13のポルチーニ茸、マッシュルーム
塩、胡椒で味を整える。
工程12の温まったスープに生クリームを加え、ハンドミキサーで泡立てる。
器に炒めたきのこ、スープを盛り付け、仕上げにオリーブオイルをかける。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。