香港で食べて感動した中華粥を再現したくて作りました。 本場では鶏ガラや干し貝柱で取ったスープでお米を煮込みますが、 代わりに鶏手羽元とホタテ缶を使い 家庭でも手軽に作れるようにしました♪ とろ~りアツアツのお粥で、 身も心もぽっかぽかになりましょう。
①お米を洗った後、表面が乾くまでしっかりと待つ。 ②乾いたお米に、油をまぶす。 ③沸騰させてからお米を投入する。 この3つを守ると、お米にヒビが入って 『お米の花が咲いた』理想のお粥になります。 むきエビは、省いても構いませんが 入れるとごちそう感がアップします。
精白米は洗ってザルに上げ、広げるようにしてしっかりと水気を切ります。 お米の表面が乾いてくるまで約20分放置します。 表面が乾いたら、A ゴマ油小さじ2、塩小さじ1/2をまぶしておきます。
鶏手羽元にキッチンバサミ又は包丁で、 骨に沿って切り込みを入れます。 B 塩小さじ1/2、砂糖小さじ1をまぶして約10分おき、水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。
鍋に鶏手羽元、水、しょうが薄切りを入れて強火にかけます。沸騰したらお米を加えます。
再沸騰したら弱火にして、約50分煮込みます。 途中で、底が焦げ付かないように何度か混ぜます。 混ぜ過ぎると粘りが出るので、ゆっくりと混ぜます。
むきエビにC 塩ふたつまみ、片栗粉小さじ2をもみこんでから水で洗い流し、 キッチンペーパーなどで水気を拭いて 鍋に加えます。 さらにホタテ水煮缶詰を汁ごと加え、約3分煮たら火を止めます。
盛り付けます。 だしを取った鶏手羽元をほぐしてトッピングします。 ゴマ油を適量回しかけ、 お好みで落花生やザーサイ、青ネギ、揚げワンタンなどを添えて頂きます。
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鬼丸さきえ
料理研究家。 栄養士、フードコーディネーター、 食育アドバイザーの資格を持つ二児の母。 夫の香港駐在をきっかけに、中華料理を学ぶ。 現地で起業し、中華料理教室を開く。 本場の中華を家庭で簡単に作れるレシピにアレンジし、好評を得た。 帰国後は東京で料理教室やレシピ開発などを行う。