焼鳥屋さんで人気のぼんじり(テール)は、鶏のお尻の骨周りに付いている三角形の肉のことで、1羽から1個しか取れない希少な部位です。下処理は意外と簡単で、すぐコツがつかめます。
ぼんじりの下処理
1.ぼんじりは切り口をみて、取り除く部分を確認する。写真では、竹串より上で皮の内側にある黄色っぽい部分が油壷、竹串より下の赤い部分が骨です。左は、切り口を下にして置いた状態。
2.ぼんじりの切り口を下にしてまな板に置く。小さい突起の内側に包丁を入れ、骨に沿って油壷を切り落とす。
1番右が切り落とした油壷。
3.ぼんじりの切り口(幅が広い側)を奥側に向け、油壷を切り落とした側を上にして置く。写真では、竹串の内側が切り取る骨、竹串の部分が切れ目を入れる場所です。
4.奥側の少し飛び出ている骨をつまみ、骨に沿って切れ目を入れる。
5.反対側は肉の端を押さえて、骨に沿って切れ目を入れる。
切れ目を入れた状態。
6.左右の肉の端を外側に折りたたんでつかむ。
9.骨を立てるようにして置き、肉との境目に包丁を入れて骨を切り落とす。
右から、油壷、骨、可食部
ポイント・コツ
・油壷は独特の臭いがあるため取り除きますが、食べても害はないので少々残っても問題ありません。
・慣れないうちは、ペティナイフなどの小さい包丁が使いやすいのでおすすめです。
監修:Nadia編集部
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