鱈の白子や牡蠣で作る昆布締め焼きが大好きで!酒でふやかした昆布で魚介を挟んで時間を置き、塩やたれを漬けて焼くのですが…昆布の旨味がたっぷり染みてめちゃくちゃ美味しい。 ふと先日「もしかして秋鮭の白子で作っても美味しいのでは…?」と思い、試してみたら大成功。表面はぷりっぷり、中はとろっと濃厚。昆布の旨味と、すだちの酸味で、秒で完食してしまいました。 もしガスバーナーをお持ちなら、是非最後に表面を炙ってみて下さい…「これはもう、お店じゃないの?」と思えるほどの一品に仕上がります。
・昆布に余裕があれば、白子の上にも昆布を敷き詰めてから冷蔵庫へ入れるとより美味しくなります。(その場合、塩を振るときに上に乗せている昆布は取り除きます。) ・魚焼きグリルで焼く場合は、10分ほどで出来上がります。
秋鮭の白子全体に塩をまぶして軽く揉み、10分ほど放置する。ぬめり気が出てきたら、鍋で沸かしたたっぷりの湯に入れて40秒ほど湯がく。
湯がいたらすぐに氷水へ入れ、筋をそっと引っ張って取り除く。白子についている血を優しくこすって綺麗にしたら、一口大に切る。
アルミホイルを大きく切って半分に折り、周囲を立てて入れ物を作る。底に昆布を敷き詰めて、酒を染み込ませたキッチンペーパーで昆布を拭いて湿らせる。
昆布の上に白子を並べたらラップをかけ、冷蔵庫で最低2時間放置する。(時間があれば半日程漬けておくと良い。)
塩を振ってトースターで15分ほど加熱し、白子に火が通ったら完成!お好みですだちや柚子などを絞って召し上がれ。
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ぼく
手間抜き×めちゃうまレシピを 「作って描く!」 料理研究家兼イラストレーター 地元の菓子業界で4年半の修業の後、上京して何故かアニメ会社に就職。 映画やアニメの背景を描くアニメーターとして勤務。 2013年8月からSNS上に1日1枚投稿していたレシピイラストが話題となり、出版の話を頂いて、本格的に料理の世界へ。 著書となる「ぼくのおやつ」は、第一回料理レシピ本大賞 in Japan」のお菓子部門にて準大賞をいただきました