お腹がいっぱいになりすぎない「ひと口サイズ」で作りましょう
パーティーのテーブルを華やかに彩る手まり寿司。誰もが好きな鉄板メニューですが、お米を使っている分、気づかない内にお腹が膨れてしまう心配が。
せっかくのパーティー。たくさんの料理を楽しめるよう、手まり寿司は小さめのひと口サイズで作ってお出ししましょう。
材料(30個分)
- 米 …… 2合
- 寿司酢 …… 大さじ4
- 白ごま …… 大さじ2
- ◎スモークサーモンと大葉
- スモークサーモン …… 3~6枚
- レモン汁 …… 小さじ1
- 大葉(半分に切る) …… 3枚
- ◎炒り卵(作り方参照)
- ◎白菜の漬物(市販品)
- ◎鯛の笹漬け(刺身でもOK)
- 鯛の笹漬け(市販品) …… 6枚
- 木の芽 …… 適量
- ※刺身を使うときは、3mmぐらいのそぎ切りにし、塩をふったり、しょうゆを添える。また、気温が高いときはすぐに食べる分だけを盛りつけるようにする。
- ◎エビ(作り方参照)
- ゆでエビ …… 6尾
- 寿司酢 …… 大さじ1
- いくら …… 適量
作り方
1. | すし飯を作る。米は少なめの水加減で炊き、炊き上がったら寿司酢と白ごまを切るように混ぜ、すし飯を作っておく。ラップで直径3㎝の球形に丸める。 |
2. | 具の準備をする(エビ、炒り卵の作り方は下記を参照)。笹漬けやサーモンは大きいようなら半分に切っておく。サーモンにレモン汁を、エビには寿司酢をかけておく。漬物はペーパーで水分をとり、適当な大きさに切る。 |
3. | 1のすし飯に具をのせ、ラップを使って握る。ラップを手のひらに広げ、具の表側をラップに付けるように置く。具の上に丸めたすし飯をのせ、ラップの端をしっかりとねじり形を作る。 |
4. | 鯛には木の芽を、サーモンやエビにはイクラをのせる。 |
すし飯にしっかり密着する!しっとり炒り卵の作り方
卵2個と塩、砂糖(各一つまみ)をよくまぜ合わせる。薄く油をひいた鍋を中火で熱し、卵を流し入れ、箸4本を使って手早く混ぜ、細かい炒り卵を作る。
火を通しすぎると、握ったときにまとまりにくくなるので、少ししっとりした状態で火から下し、余熱で火を通す。
卵の表面が湿っているくらいで加熱をやめるのがコツ。
ゆでたらくるり、とならないためのエビの下ごしらえ
エビは背わたを取り、竹串を背側の殻の下に通して、まっすぐにのばす。こうしておくと、まっすぐにゆであがる。
塩と酒少々を入れた湯で約1分ゆで、冷めたら殻をむき、腹側に縦に切り込みを入れて開く。
北島真澄さん
野菜ソムリエ。
元国内航空会社の国際線CA。小学生2児の母。
2014年秋より、世田谷区の自宅キッチンにて料理教室を主宰。
料理教室 Weekend Citron(ウイークエンドシトロン)では、「楽しく!健康に!」をモットーに、旬の野菜・果物、ハーブをふんだんに取り入れた、作る人も食べる人も笑顔になるような「華やかで作りやすくヘルシーな料理」を提案している。
各国の料理を身近な食材でアレンジしたおもてなしのテーブルが好評で、現在では月12~15レッスンを開催。
企業のレシピ開発、各種イベント講師、書籍へのレシピ提供を行う。
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