「葉わさび」はその名の通り、わさびの葉っぱや茎の部分です。わさびの成長が活発になる3月~5月が旬。 そのまま食べても辛味はありません。わさびはおろすことで辛味が出るのと同じく、葉わさびは刻んだり、叩いたり、塩もみすることで揮発性のツーンと香る辛味成分が出てきます。わさび特有の香りと辛味、シャキシャキとした食感、醤油ダレのうま味が相まって、ご飯もお酒も進みます。 そのままつまんでお酒のアテに、ご飯にのせて、刺身醤油の代わりに♪ なかなかお目にかかれない食材ですので、旬の時期に見つけたら即買い決定です。
・葉わさび(花わさび)の辛味は揮発性です。密閉容器でないと辛味が飛んでしまうので注意。
【材料を切る】 葉わさび(花わさび)を洗い、汚れを落とす。 根元部分を切り落とし、2㎝幅に切る。
【辛味を引き出す】 熱い内に密閉容器(できれば煮沸消毒した蓋付きの瓶)に入れ、30秒ほど瓶を振る(葉わさびに刺激を与えることで辛味が出てきます)。
【醤油ダレを作る】 A みりん小さじ2、酒小さじ1をラップをせずに電子レンジ(500w)で1分加熱し、アルコールを飛ばす。B 醤油大さじ1½、砂糖小さじ¼を混ぜ合わせる。
【漬ける】 ❷に醤油ダレを注いで、蓋をしっかりと閉めて瓶を数回ふる。冷蔵庫で1時間寝かせて完成。 【保存】 冷蔵で3日保存可能。 ※食べる前に何回か瓶を振るとより辛味が出てきて美味しくなります。
【美味しい食べ方】 そのままお酒のアテとしてはもちろん、大根おろしと一緒にご飯にのせて。ステーキや焼き魚にのせてもオススメです。
わさびと醤油の代わりにお刺身に乗せれば一石二鳥!シャキシャキ食感がアクセントになって最高です♪ その他、醤油と同じ使い方でいろいろと試してみて下さい。
390335
三浦ユーク
料理研究家・sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者・元寿司職人(アメリカ)
料理研究家、sopa i vida 統括兼メニュー開発責任者、元寿司職人(アメリカ) テレビ番組フードコーディネート、料理動画監修、企業レシピ考案、レストランメニュー開発、コラム執筆、料理教室、食イベントへの出演等。 得意ジャンルは、ちょっと気の利いたお酒のおつまみや居酒屋メニュー。 料理を作る時のモットーは「調和とアクセント」。全体のバランスを考えつつも、香り・食感・味覚を刺激するアクセントを加えることを意識しています。 料理は表現であり、感動と幸せを提供できる「エンターテインメント」だという想いで活動しています。作っていただいたレシピが「家庭の味」になり、代々受け継がれる様な愛されるレシピ作りを目指しています。