糖質制限よりも実践しやすく続けやすい「腸活」
糖質オフ・糖質制限をした食事が流行っていますが、ここ最近「腸活」も流行っていますよね。
糖質オフにしろ、腸活にしろ「痩せたい!」という目的から実践する方が多いと思いますが、糖質オフ・糖質制限は体重に反映されやすく、腸活はよりカラダの内側からキレイにしてくれるという特徴があります。
私自身、トライアススロン(スイム・ラン・バイクの3種目を行う競技)というスポーツを趣味にしていますが、カラダ作りのために糖質オフ・糖質制限を実践したことがあります。
ただ、実際糖質が減ることによってトレーニングやレースの後半にバテやすくなったり、ちょっと集中力が欠けたりして、最終的には長続きしませんでした。
もちろん、合う・合わないは人によって違いますが、腸活自体は糖質のある食材をセーブすることもなく、かつ、身近な食材・調味料を使えるので取り組みやすいというメリットがあります。
レーズンは「腸活」に効果的な食材
「腸活」に適した食材は様々です。代表的なものとしては、
1. 乳酸菌・発酵食品
チーズ、ヨーグルト、納豆、キムチ、みそなど
2. 食物繊維が豊富な食材
豆類や海藻類、きのこや根菜など
3. オレイン酸が豊富な食材・調味料
EXVオリーブオイルやアボカドなど、
4. マグネシウム・カルシウムが豊富な食材
ごま、豆乳など
5. ビタミンC、ファイトケミカルが多い食材
パプリカ、ブロッコリー、玉ねぎなど
などがあります。ヨーグルトや納豆などの発酵食品は「腸活に効きそう!」というイメージを持っている方はきっと多いことでしょう。
そしてもう一つ、腸活にぴったりな身近な食材があります。それが「レーズン」です!
食物繊維や鉄分をはじめ、カルシウムやマグネシウムなども豊富に含まれており、腸活に自信をもってオススメできる食材です。
ちなみにこちらはカリフォルニア・レーズンのイメージキャラクターのズンちゃんです(笑)。
「砂糖」の代わりに⁉レーズンでワンランク上の味に
レーズンは小さな容器やナイロンバッグに入れて持ち運びやすいので、仕事の合間のちょっと小腹が空いたときやトレーニング前後のエネルギー補給にはピッタリです。
私も常に携帯しているし、この前のレースでは友達のトライアスリートもレース後にレーズンを補給していてビックリ。それも大袋の(笑)!
そのまま食べても良し! なレーズンですが「パンやお菓子に入っているレーズンは食べたことがあるけど、どうやって料理に使ったらいいの?」と、悩まれる方も多いのではないでしょうか?
私がレーズンを料理に使用するときは「砂糖+コクを出す食材」として使うようにしています。
レーズンは砂糖不使用で天然ミネラルが豊富。だから砂糖の代わりとしても使うことができますし、さわやかな酸味とおだやかな甘みは料理にコクもプラスしてくれるのです。
もし、まだレーズンを料理に使ったことがない方は、驚くほど食べやすいですし、料理の風味やコクもワンランクアップするので、ぜひ試していただきたいです。
これで痩せ腸!無理なく続く絶品レーズンレシピ
今回は料理が苦手な方でも大丈夫! 簡単絶品レーズン料理を2品ご紹介します。
1品目は「レーズンと牛肉のボロネーゼ」。
日本でいう「ミートソース」のことで、にんにくととうがらしの風味と香りを効かせて、牛肉の旨みとレーズンのやさしい甘さをプラスして仕上げました。
腸活に効果的なオリーブオイルや玉ねぎも使用して、お好みでチーズをかければなお良し! そして、なんと言ってもレーズンとトマトの相性が抜群なのです!
通常のパスタでもOKですが、ショートパスタを使うことでお弁当にも入れやすくなりますし、作りおきしておいて一品ほしいなというときにも重宝します。
2品目は「サラダチキンとレーズンのポテトサラダ」。
シンプルなポテトサラダではありますが、ただのポテサラじゃないのです!
サラダチキンでタンパク質を、そして、レーズンでミネラルや食物繊維をプラスして腸活に効果的な一品に仕上げました。実は、レーズンだけでなく、じゃがいもも食物繊維が豊富な食材の一つなのですよ。
個人的にはじゃがいもやゆで卵の食感がゴロゴロ残っている方が好きですね。
こちらもたっぷり作っておけば日持ちしますし、パンに挟んだり、チーズをかけてチーズ焼きにしたりとアレンジも自由自在! レーズンの食感もアクセントになって箸がもう止まりません。
個人的な見解ですが、腸活を続ける秘訣は、食事を楽しむ、そして無理をしないことだと思います。
理想のカラダを作るのに多少の我慢だったり、適度な運動は必要かもしれませんが、そこでリバウンドしやすい体型になったり、無理をして体調を壊してしまっては本末転倒。
自分に合う腸活を見つけて、楽しみながら続けてほしいものです。それには、レーズンを活用するのがおすすめですよ!
そのほかにも、人気Nadia Artistがおすすめのアメリカ産ナッツ&ドライフルーツの魅力や、お気に入りの食べ方などをたっぷりご紹介しています!
『American Farmers Market』はこちらから♪
今回お話を伺ったNadia Artist
料理研究家 YOSHIRO
https://oceans-nadia.com/user/11937
編集協力:アメリカ大使館農産物貿易事務所