素材の持ち味をいかす「スチーム料理」!
皆さん、スチーム料理(蒸し料理)を普段ご自宅で作ることはありますか?
蒸し器を出したり片付けたりするのが面倒、電子レンジだとうまく作れない、という声を聞くこともありますが、スチーム料理にはいろんなメリットがあります。
まずひとつは、蒸気で素材を加熱するため、食材を乾燥させることなくしっとりと仕上がること。さらに、油を使うことも少ないので、低カロリーであっさりとした料理が作れるのもうれしいポイント。
煮たり茹でたりすると鍋の中で食材が動き、煮崩れることがありますが、スチーム調理は形が崩れることがほとんどないのもメリットといえます。スープの中で茹でる、ソースを絡めて炒めるのとは違い、食材のそのものの味や形をいかせるのもスチーム調理の大きな特徴ですね。
スチーム調理には淡白な食材(鶏肉や魚介)や、アクの少ない野菜がむいています。生臭さがある食材を使う場合や香りが気になるときは、しょうがやねぎ、酒などで生臭さを緩和させて調理するといいですよ。
「スチーム料理」は実はパーティー向き!?
スチーム料理も素材の選び方や見せ方よってはすばらしいパーティー料理になります。
「ヘルシー」「素材の味を楽しむ」といったイメージがありますが、スチーム料理と聞いて「おもてなし」「華やか」を連想する方は少ないかもしれませんね。でも、最近ではカラフルな野菜がたくさんありますし、映える素材を使うことでパーティー気分を盛り上げる料理にすることもできます。蒸すというひと手間で料理をランクアップさせることも。
また、蒸している間は手がかからないので、たくさんの人が集まったときでもバタバタすることなくゲストに気を遣わせることもありません。
スチーム料理でパーティー!おすすめのレシピ
この冬にぜひ試していただきたいおすすめのスチーム料理を2つ紹介しますね。
冬のおもてなしあなごの蒸し寿司
蒸し寿司とは、ちらし寿司を蒸し器で温めたものです。ちらし寿司なら、そのままでも十分おもてなしに使えますが、蒸すことで酢飯や具材が蒸気でふっくらして上品な仕上がりになります。酢飯も優しい味になるんですよ。
少し手間はかかりますが、パーティーにぴったりの一品です。
ここで料理のワンポイントアドバイス。基本の酢飯は、米1合に対し酢大さじ1と砂糖大さじ1、これに塩をひとつまみ。「1:1:1」と覚えておくといいですよ!
●詳しいレシピはこちら
「冬のおもてなしあなごの蒸し寿司」
蒸し鶏と野菜のおかゆ
おかゆを作りながら、その蒸気で鶏肉・野菜を蒸してみました。先に水と米を鍋にセットして蓋をしてから【HI】で加熱。沸騰したら、鶏肉と野菜をセットしたスチーマーをのせて蓋をし、さらに【HI】で加熱します。鶏肉に火が通ったら【LOW】あるいは保温にします。
体に優しい献立がこの1台で作れ、とても簡単だと感じましたよ。一見おもてなしとは疎遠なおかゆですが、こんな風に具材たっぷりであれば場も一気に華やかになり、皆さんにも喜ばれますよ。
●詳しいレシピはこちら
「蒸し鶏と野菜のおかゆ」
ホットプレートを活用すればスチーム料理はもっと簡単に!
BRUNO crassy+オーバルホットプレートに、オプションでスチーマーが登場しました。2段セットになっていて、重ねて使っても1段で使ってもOK。コンパクトサイズですが、見た目よりもかなり容量があり、一度にたくさんの同時調理が可能です。
これならホットプレート調理をする感覚で、テーブルでスチーム料理を楽しむことができますね。火加減の調整も簡単ですし、火を使わないので安全です。
特別な日はもちろん、BRUNO crrasy+があれば日常的にもスチーム料理を取り入れやすくなります。食材をスチーマーに詰めて、付属の鍋にセットすれば、あとは完成まで全部おまかせでラクラクです!
ちなみに、我が家では簡単おもてなしレシピとして、器に薄く切った長ねぎを敷き、その上に豆腐をのせ、そして周りにあさりを並べた「ヘルシーあったかあさり豆腐」も作ってみました。豆腐の上には豆苗をのせ、緑の彩が加えるとともにシャキシャキ感も楽しめる料理に。簡単なのに、あさりからたっぷりだしが出て、器いっぱいに美味しさが広がるおもてなしレシピが作れましたよ。
ぜひ皆さんもヘルシーで、見栄えのいいスチーム料理を作ってみてほしいです。これからの時期、外食やお酒を飲む機会も増えると思うので、おうちごはんやホームパーティーでは「体に優しいスチーム料理」というのもアリではないでしょうか!?
今回お話を伺ったNadia Artist
川崎利栄 フォトスタイリスト・フードスタイリスト
https://oceans-nadia.com/user/11167
編集協力:株式会社イデアインターナショナル
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