保冷剤いらず!機能性抜群のお弁当箱
こんにちは。編集部のわーたんです。暑い時期のお弁当で怖いものといえば、「食中毒」ですよね。私は会社にときどきお弁当を持参しているのですが、今年は暑くなるのが特に早く、朝から蒸し暑い日が続いてしばしば不安を覚えることも。とりあえず、ケーキ屋さんでもらった保冷剤をお弁当箱の上にのせてしのいでいたのですが…。
この保冷剤、冷凍庫内でいつのまにか行方不明になっていたり、冷凍食品の隙間から発掘したらねじ曲がって凍っていたりと、プチストレスを巻き起こす存在でして(まず冷凍庫を整理しろという話もありますが)。
そんなときに出会ったのが、三好製作所のお弁当箱「GEL-COOL(ジェルクール)」シリーズでした。なんとこのお弁当箱、蓋の中に保冷剤が入っているんです! つまり蓋を凍らせておけばいいんですね。なんてスマートなんでしょう。さようなら、保冷材の行方不明問題…!
というわけで、今回はそんな機能性抜群のお弁当箱をご紹介します。
お母さんの想いから生まれたお弁当箱
「GEL-COOL」シリーズを作っているのは、北海道のプラスチック製造会社、三好製作所。このお弁当箱は、「夏場でも食中毒を心配せず子どもにお弁当を食べてほしい」という、お母さんの想いから生まれたのだとか。蓋の内部に保冷ジェルを入れるという画期的なアイデアが評価され、2006年にグッドデザイン賞を受賞しています。
朝の8時にお弁当を詰めたとして、4時間後の12時にも15℃のひんやり感をキープ。雑菌が繁殖しやすくなるのは25℃以上といわれているので、食中毒のリスクをかなり軽減することができるのです。
サイズや色、種類が豊富で、選ぶ楽しさもあるGEL-COOLシリーズ。私のお弁当箱はGEL-COOL squareのSGサイズ。色はミルクホワイトです。
・GEL-COOL square SG/三好製作所 2,310円(税込)
シンプルな形だからこそ扱いやすい
蓋をあけるとこんな感じ。お弁当箱本体のほか、保冷剤入りの蓋、半透明の内蓋、可動式の仕切り、ゴムバンドが付属しています。
サイズはW86×D178×H60mm、容量約500mlで、手に持った感じはこれくらい。大人の女性にちょうどいいサイズじゃないかなと思います。
GEL-COOLシリーズには、おかずをつぶさないドーム型や、デリ風のランチボックスなどもあります。多彩な種類の中から私がこのsquareを選んだ理由は、このド直球のシンプルさ! 本体にも蓋にも留め金がなく、パッキンすらなく、蓋なんてもはや板。潔い形で洗いやすいことこの上ないです。壊れにくそうだし、飽きのこないデザインなのもお気に入りポイントです。
ご飯はこれだけ詰めて130gくらい。仕切りを真ん中にすると、大体ご飯茶碗1杯分(約180g)になります。比較的高さもあるので、おかずもたっぷり入りますよ。
使いやすさの秘密はほかにもあり!
蓋が保冷剤になっているなんて、それだけで目からうろこのアイデアだなあと思うのですが、このお弁当箱の使いやすさはそこだけではありません。
冷凍庫にスルッと収まる保冷蓋
保冷剤入りの蓋がシンプルな板状なのは、実は洗いやすさのほかにもうひとつメリットがあるんです。冷凍食品の隙間にぐいっと差してよし、そっと上に置いてよし。渋滞しがちな冷凍庫の隙間にもスルッと収まり、場所を取りません。前日の夜に冷凍庫内に入れておけばOKです。
内蓋付きで汁漏れとも無縁
蓋は本体にセットしてゴムバンドで止めるようになっていますが、内蓋があるのでしっかり密閉。汁漏れしにくい仕様になっています。
電子レンジも食洗機もOK
お弁当はやっぱり温かい方が美味しいので、電子レンジ対応なのはうれしいですね。本体と仕切りは電子レンジと食洗機対応になっています。内蓋は取り外すか、少しずらして軽くのせた状態で。ただし、保冷剤一体型の蓋は、レンジも食洗機も使えませんのでご注意を。
このお弁当箱のおかげで、梅雨の時期や夏場も安心してお弁当を持っていけるようになりました。大人はもちろん、幼稚園や学校、塾や部活などに通うお子さんのお弁当箱にいかがでしょうか。きっと多くのお母さんの不安を軽減してくれるはずです。さまざまなサイズや色を展開しているので、お子さんの食べる量に合ったものや気に入る色のお弁当箱が見つかると思います。気になったらぜひチェックしてみてくださいね!
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編集部 わーたん
おしゃべりな3歳娘と夫との3人暮らし。料理では「時短・簡単」という言葉に食いつく傾向あり。本と本屋が大好きで「本屋にいるときならハイジャック犯が来てもいい」と常々思っている。
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