Nadia Lifestyle Artistとして「ラクする暮らしのアイデア」を発信していきます
はじめまして。整理収納アドバイザーとして働きながら、暮らしの発信をしている「えり」と申します。Nadia Lifestyle Artistとして、新たに連載を任せていただけることになりました。連載では、誰でもマネできるような暮らしのアイデアをご紹介していきたいと思います。忙しい方でもズボラさんでも大丈夫! 完ぺきを求めすぎずに、ゆるっと参考にしていただけたらうれしいです。
実は、整理整頓が苦手でした
まずは自己紹介をさせていただきますね。我が家は、小3の息子と年長の娘、そして几帳面な夫の4人家族。
もともと私は、整理整頓が苦手で買い物が大好き。典型的な溜め込み性質なOLでした…。
そんな私が夫と出会って結婚、そして出産。物はどんどん増え続け、ある日住んでいたアパートが物でいっぱいに…。広い家への引越しを考えるまでになりました。「これは物を持ちすぎでは…?」と思い始め、くつろぐための居心地のいいはずのおうちにとても息苦しさを感じるようになっていたのです。そこで、以前から気になっていた整理収納アドバイザーという資格を取得するために勉強を始めました。
家が整うと、暮らしが整う。
整理収納アドバイザー1級の資格を取得し、考え方は一変! 物を減らして整理収納をすることで、探し物がすぐに見つかる快適なおうちになりました。収納を改善して家を整えていくことで、暮らしもどんどん整っていったのです。
毎日が忙しくてとても家の片付けまで手が回らない…。そんな方にこそ、家を整えることをおすすめしたいと思います。なぜなら、私自身がまさにそうだったから。
家づくりのポイントは、家族みんなが居心地がいいこと
長男が小学校に入学するタイミングで新居を建てました。家づくりのポイントは、どこにいても家族を感じられるようにキッチンを中心にぐるりと回れる導線設計になっていて、家中がつながっていること。そして、家族が団欒しやすいリビングにしたことです。
階段下にはスペースが余ったので、子どもたちが秘密基地として楽しめるような三角屋根の空間を作りました。
ちょっとのアイデアで、暮らしがラクになる
きれいをキープする大前提は、物があふれていないこと。
収納の中にぎゅうぎゅうにものを詰め込んでいませんか? 使う頻度が低いキッチングッズがあふれているせいで、使いたいものがなかなか取り出せないのでは家事効率も下がってしまいます。
収納の中は、ゆとりを持って8割くらいがおすすめ。取り出しやすく、しまいやすくなるはずです。出し入れしやすくなると、気持ちにも余裕ができてきれいをキープしようという気持ちになるんです。
キッチンは、私以外の家族も使う場所。自分だけが使いやすいのではなく、夫や子どもたちにも「物の場所が一目で分かること」が重要になってきます。みんなが使いやすい、分かりやすい「物の住所作り」をすることがポイント。夫や子どもたちに「自分のことは自分でやってね」と言えるし、「あれをとって、これを出して」と言えば、手伝ってももらえますから。結果的に自分がラクできます(笑)。
物を減らして、物の定位置を決める。そのほか、収納の場所を変えて手に取りやすくしてあげるなど、ちょっとした工夫で心地のいい暮らしが手に入ります。そしてそれは、家事ラクを叶えることにもつながります。
一気にやろうとしなくて大丈夫。少しずつ、できることからはじめていきましょう。
次回からはキッチン周りを中心に、きれいが続く片付け・収納について具体的にご紹介していきますね。お楽しみに!
Nadia Lifestyle Artist えりさん
Instagram https://www.instagram.com/eringo__/