タリアータはローストビーフよりも手軽につくれるパーティーメニューです。バルサミコソースとパルミジャーノチーズでいただくのが一般的ですが、香ばしいくるみを加えて味に奥行きを持たせました。薬膳的にくるみはアンチエイジング、牛肉はパワーチャージの働きがあると言われています。
*牛ももブロック肉は、厚さに合わせて加熱時間を調整してください。 *アルミホイルでの余熱調理によって、ほどよく火が通ります。 *写真2〜3枚目でつけあわせているトッピングは、アップルくるみソースです(角切りりんご1/4個分+塩ひとつまみ+バルサミコ酢大さじ2+アルミホイルの中にたまった肉汁を煮詰め、粗くつぶしたくるみ40gを加えたもの)
牛ももブロック肉を常温で30分おく。
牛ももブロック肉に塩こしょうをすり込む。フライパンでオリーブオイルを熱し、中強火で肉の表面を焼く(蓋をして各面1分ずつを目安)。すべての面に焼き色がついたら、アルミホイルで二重に包み、30分ほどおいて余熱で火を通す。
1の牛ももブロック肉を薄くスライスし、ベビーリーフ、いちじくとともに皿に盛り付け、A くるみ(粗みじん切り)10g、パルメザンチーズ(粉チーズ)小さじ2を混ぜて振りかける。
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タナカトウコ
薬膳料理家・フード系ライター
広告会社勤務を経て、食まわりのフリーランサーに。レシピ提案、取材執筆、講師、コンサル、商品プロデュース、イベント企画などに携わる。食に関する保有資格は、野菜ソムリエプロ、漢方カウンセラー、薬膳アドバイザー、ベジフルビューティーアドバイザー等。50代になった現在、社会人大学生として自然地理&人文地理の側面から食の学びを深耕中。モットーは「かわいく、たのしく、おいしく、ヘルシー」だが、時々やさぐれモードが発動してジャンクレシピを提案することがある。