あさり貝のお出汁を筍と菜の花が吸ってたまらない美味しさ あさり貝の砂出しから、 ぷりぷりになる方法も紹介しています
◆口が開いたあさりは手早く取り上げないと硬くなってしまいます ぷりぷりな貝を食べる為に敏速に 注1)貝の塩気やワインの味でスープの味が多少変わるので味見をして加減して下さい ◆料理酒は塩分を含んでいるのでそれを使う場合はだし醤油はいりません
バットにあさりを入れ塩水(水1Lに塩大1)を貝が半分くらい隠れるぐらい入れ、 新聞をかぶせ2時間ぐらい置き砂だしをする
買ってきた菜の花はしなびています 下を1cmほど切り水に活け、1時間ほどしたらシャキッと立ってきます
筍は半分に切り、そのまま縦に三角に切る
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れあさりを入れ火を点ける にんにくが香ったら白ワインを入れアルコールを飛ばす
あさりの口の開いたものから一旦取り出す 注1)白だし醤油を入れる
筍を先に入れ沸騰したら2分煮て、菜の花を入れざっくり混ぜ、 あさり貝を戻し再び沸騰したら皿に盛り出来上がり
冷めないようにふたつきの器(今回は小さなタジン鍋)に入れて食卓に出しました
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調理師/料理家 槙 かおる
料理は「ときめきと感動」そして「ひと手間」をテーマに 料理には様々な思い出がある… 子供の頃に食べた料理、大人になって作った想い出、誰かと一緒に食べた想い出 割烹旅館に生まれ、幼き頃より瀬戸内の祖父母の家で、新鮮な魚で育ち 祖母に教わったお袋の味と、家業のおもてなしの味を受け継ぎ 料理で「ときめきと感動」そして「ひと手間」の大切さをお伝えしていきます。 資格、調理師