実山椒のさわやかな辛みがアクセント。しっとり仕上がった鶏胸肉は、あと引くおいしさです。 白ワインや軽めの赤と一緒にどうぞ。
鶏胸肉は火を入れすぎるとかたくなるので、焼くのは皮目のみ。そのあとたまねぎの上にのせて蒸し焼きにすると、しっとり仕上がります。
鶏胸肉の余分な脂を取り除き、塩とブラックペッパーをふる。しめじは石突きを切って適当に裂き、玉ねぎはスライスする。
STAUBなどの厚手の鍋にEXVオリーブオイルを熱し、鶏胸肉の皮目をこんがり焼いて取り出す。
中火にしたまま同じ鍋に玉ねぎを敷きつめて塩をひとつまみ振り入れてから、鶏胸肉の皮目じゃない方を下にして入れる。 空いている場所にしめじを入れて白ワインを振り、蓋をしてから弱火にし、20分ほど蒸し焼きにする。
鶏肉に火が通ったら取り出し、実山椒のビネガー漬けの実と汁を加えて少し煮詰めてソースを作る。皿にたまねぎを敷いてその上に鶏肉としめじ盛りつけ、ソースをかける。好みでイタリアンパセリのみじんぎりをあしらったら、できあがり。
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金子文恵
おひとりさま料理家。 ファッションデザイナー時代に友人をおうちごはんでもてなすという趣味が高じて、ファッションで人に喜んでもらうよりも料理を楽しんでもらいたい!と思うようになり、料理家に転身。 食べることは生きること、 ココロとカラダが喜ぶごはんを!をモットーに、 手軽にできるひとりごはん、みんなと食べるほめられレシピを提案します。 お酒がすすむ料理が得意な呑んべえ、札幌生まれの50代。 料理レシピ制作、メニュー開発、料理教室(ワークショップ形式)、ケータリング、出張料理 【著書】 ◆ニュー スタイル レシピ(主婦と生活社) ◆なにしろ、親のごはんが気になるもので。(家の光協会) ◆免疫力があがる「昆布水」レシピ(高橋書店) 【料理考案・作成】 ◆鎌田式健康手抜きごはん(集英社)