自宅で栽培している木の芽。春になるとたくさん葉が茂るのでジェノベーゼのようにしてみました。バジルに負けないおいしさです。木の芽と言えば和食、しかもちょっと添え物程度のイメージしかないかもしれませんが、たくさん手に入る方は是非試していただきたい一品です。
木の芽はとげとげがあるので、葉を取るのが大変な方は写真にあるようにざるを使って葉を外してください。 楽しいのでお子さんも手伝ってくれますよ♪ チーズが入っているので、巻き終わりはしっかり閉じてください。すき間があると揚げているときにチーズが出てきてしまいます。 揚げ油は春巻きが半分浸る程度の量で充分です。
木の芽は洗って水けをしっかりふき取ったら葉を茎から外しておく。ざるの内側に木の芽を入れ、外から茎を引っ張ると葉だけが綺麗に外れます。
A 木の芽50g、松の実50g、にんにく1かけ、オリーブオイル100ml、塩小さじ1/2の材料をすべてミキサーに入れて混ぜ、木の芽ーゼ(木の芽ジェノベーゼ)を作る。
春巻きの皮は対角線で切り、ざらざらした裏面が上、長い辺を手前にして置く。小麦粉と水を混ぜて水溶き小麦粉を作っておく。
2の木の芽ーゼを、三角形の真ん中から少し手前寄りに横長に塗り、その上にシュレッドチーズを乗せる。
左右をたたんだら手前から巻いていき、巻き終わりに水溶き小麦粉を塗ってしっかり閉じる。
春巻きが半分浸る程度の揚げ油を鍋に入れ、160℃程度の低温の油で5を色よく揚げたら出来上がり。
377794
戸根みちこ
大田区久が原の家庭料理教室、MICHIKO's Cooking主宰。料理家。 神奈川県横浜市出身。 大学卒業後 IT企業勤務。 2児を育てながらの会社員時代に、短時間でバランスよくおいしい料理の研究に目覚める。 退職後、複数の料理教室及び独学での勉強を経て、2017年より、家庭料理教室MICHIKO's Cookingを主宰。 主婦の目線で、普段使いの材料で気負わずできる料理を中心にレッスンを行う。 圧力鍋やスパイス使いが得意。 現在は、雑誌向けのレシピ開発提供、企業向けレシピ開発、ワークショップ講師、コラム執筆など幅広く過活動している。