子供も一緒に食べられる麻婆豆腐が作りたかったので、豆板醤の代わりに味噌を使いコクを出しました。 たけのこの食感がより美味しさをアップさせてくれます。 ご飯にのせて食べても美味しいです。
あんかけ用の水溶き片栗粉は、フライパンを加熱する前に作って置いておきます。 ある程度時間を置いてから使うと、片栗粉がしっかり水に溶けてダマを防ぐことができます。
絹ごし豆腐をキッチンペーパーに包んでレンジ(600w3分)で水切りをする。 粗熱が取れたら一口大の大きさにカットする。
フライパンにごま油(分量外)を入れて熱し、長ネギ、生姜・にんにく(チューブ)と生姜を加えて炒める。
豚ひき肉を2に入れて炒め、色が変わったら水煮のたけのことオイスターソース、鶏ガラスープの素を入れてさらに炒める。
3に水を加えて味噌を溶き、絹ごし豆腐を加える。 少し煮てから、水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつける。
ごま油を回しかけて完成。 器に盛って小口切りにした青ねぎを飾る。
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片村優美
初めまして、片村優美です。 *経歴* 管理栄養士として病院で10年弱勤務し、フリーランスを経て現在は短期大学で教員をしています。これまでレシピ開発や商品開発に携わってきましたが、そこで学んだことはビジュアルの大切さでした。視覚が美味しさに与える効果に気がついてからは、より美味しく魅力的に見せるためのテーブルコーディネートや撮影技術などに力を入れています。 *料理に対する想いや考え方* 管理栄養士という職業柄、自炊絶対主義だったりいつも健康的でバランスの良い食事をしていたりするのではないか?と思われることがあります。ですが、私自身毎日忙しく生活を送っている中で、食生活を徹底的に管理している時間なんてものはありません。 健康は毎日の積み重ねで作られていくものではありますが、誰もが食生活中心で生きているわけではありませんし、考え方はどんどん多様化してよいものだと思っています。 時代が変わるとともに"料理にかけている時間がない"生活を送る人が多い中で、自分ができることは「考えを押し付けない」「楽しみを優先にしてもらう」こと。管理栄養士だからといって栄養優先であるべきという考え方は捨てました。 食事は楽しく美味しくあることが、皆さんの健やかな心作りに役立つはずです。無理や我慢をせず、ストレスの少ない生活を送るためにもどんどん楽をしてください。 料理が好きな人は凝ったものを作って楽しんでほしいし、苦手な人は気が向いたときにキッチンに立ってみるくらいでも良いのではないでしょうか。そんな時に私が作ったレシピがお役に立てれば嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。