チーズぎっしり!!なパンが食べたくなって作ってみました。 プロセスチーズがたっぷり巻き込んであるので、濃厚な味です。
工程3,4の捏ねはしっかりやればやるほどふんわりふっくらしたパンが焼けますが、焼きあがってすぐに食べてしまうなら軽くこねただけでも十分美味しく焼きあがります。
パウンド型の内側にバターやショートニング(分量外をしっかり塗っておく。またはオーブンペーパーを型に合わせてカットして敷き込んでおく。 プロセスチーズは5~8mm程度の大きさにカットしておく。
ボールに水、砂糖、インスタントドライイーストを入れる。
強力粉、塩、オリーブオイルを入れ指先でざっと混ぜて粉気がなくなる程度になったらボールにラップをして15分休ませる。
こね台に出して、しっかりこねる。 生地が柔らかく伸びが良くなるまでしっかりこねると良い。
生地の端を持ち、手首のスナップを利かせてこね台に軽くたたきつける。面を変え何度も(できれば300回くらい!筋トレと思って。笑)叩き捏ねする。
ボールに入れ、オーブンの発酵機能を使って30℃で1時間発酵させる。 オーブンの発酵機能を使わない場合は、できるだけ温かい場所に置く。
これくらいドーン!と大きく膨らむまで発酵させる。
生地を半分に分け(170gずつ)手で押さえて長方形に伸ばす。
3つ折りにし、とじ目を下にして15分休ませる。 乾燥しないように固く絞った濡れ布巾をかぶせておく。
休ませた生地をとじ目を上にし、めん棒で中心から向こう、中心から手前へと伸ばす。
カットしたプロセスチーズ50g程度(お好みで増減可)を載せる。
手前からくるくる巻く。 もう半分の生地も工程7~同じように成形する。 油(分量外)を塗った型に入れ、オーブンの発酵機能35℃で20分発酵させる。
予熱の終わったオーブンの温度を200℃に下げ、型を入れて20分焼く。 焼きあがったら型ごとポンと落として中の熱い空気を抜く。 すぐに型をひっくり返してパンを取り出す。
396283
hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。